成人の日の一日 | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

朝、裏山に散歩に出かけようと山行きの支度をして外に出ました

風花が舞っているではありませんか。 山は雲に覆われています。

「これじゃ戦意喪失だわ」  

と部屋に戻って バアバ―が言うと

ジイジーが

「たまには、家のことしたらどうだい、山に行ったって寒いだけだよ」

「 家のことを考えると目が回るの、ビニールハウスの中の京芋も片づけなくては
ガーベラの枯葉も取らなければ、段ボールも 片づけなければ 庭先の菜園も耕うんしなければと、次から次に、やることが出てくるわ 、山に散歩に行ってしまえば見えないからね」

でも 今日は家のことをする覚悟を決めて サッサトご飯を食べ
洗濯を済ませました。

最優先は

まず食べる用のお米をついて 

そのあと米粉をつくる米をついて米粉をつくる事にしました。

去年のお米がだいぶ残ってしまったので米粉にすれば

遣いようもあるかもしれないと考えた

ジイジーが朝一番に成人の日なので国旗をあげました
この竿はソウチャンの五月の鯉のぼり用の竿なのですが
祭日には国旗を揚げることにしています
風が結構吹いているので 青空にはたはたと風車の様に舞っています


米をついている間に
ポンカンをもいだり 京芋を片付けたり。段ボールの整理、洗濯干場の整理と
あっと言う間に12時になってしまいました


もいだポンカンを お茶休みにむいて食べたら 酸っぱくて 顔が曲がりそう 

有機質の肥しが足りなのかな?気温が寒いかしら?

有機質の肥料に米を突いた後に出た糠をポンカンの木の周りに蒔いてみました

午後はいよいよ米粉作りです

米を挽く機械は ジイジーの両親が牛を飼っていたときに使った
「丸七飼料粉砕機」です。 
牛の飼料のトウモロコシ等を粉砕するのに使ったのでしょ
その機械がまだ動くのです

米を機械に入れて細かくします。
繰り返し四回するとだいぶ粉になってきました。買ってあった米粉と比べてみたら
大分荒いので もう一回しました 。買ってきた米粉の様にはなりませんが
大分すべすべした米粉が出来上がりました 

午後から全国高校サッカー選手権の決勝戦が行われています
群馬県の前橋育英高校が初めて決勝戦まで勝ち進んだのです
皆それぞれ忙しい我が家の人達テレビを見ている時間はないので
「録画しておこう」 と後で見ることにしましたが、
ソウチャンだけはテレビを見ていたようで
「育英が負けている」 しょんぼり 言って 
「オレ手伝う」 と米粉作りのお手伝いをしてくれることになりました
「ざらざら≫しているね」


五回挽いた米は「ほぼ満足な米粉になりました


30キロの米を挽いて米粉作りは結構楽しい作業ですが
これからどうやって 消費するかが:::問題である。

米粉が出来上がったら もう陽は落ちていました

今夜は整理した京芋を使ってけんちん汁をしました

夕食を済ませたら どっと疲れが出て しまいました。 
「バアバー一緒に風呂に入ろうよ」とソウチャンに 背を押され
ソウチャンと風呂に入ってやっと疲れから開放された
気になっていた」家のことが少し片付いて清々 充実した祭日になりました