鶉山(前橋市) | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

ジイジーが子供の頃の話
 それは昭和の町村大合併直後のこと
 
 前橋で一番高い山は「鶉山」だと
    大人から聞いた

最近その頃子供だった
 おじいちゃん達が その「鶉山」に興味を持ち始めた
 しかしその山に実際登った人がいない
  
その当時の大人達の話を頼りに 「あの辺このへん」
 だろうと話をして、こんどそこへ行ってみようということになったようだ

そこでジイジーが下見をしたい
 バアバにジイジ^ーが一緒に行ってほしいといった

じいじーが 地図を見てこのあたりと言うところに目印をして出かけた。
バアバーは山と言うには三角点があるんじゃないというと
ジイジーは昔の大人の人の話だと丘のような山で山の
上には平らな石があるだけだというのである
もっとも山の頂上に三角点が無くてもいいわけね
なんと謎のような夢のような話
バアバーは興味津々 
 バアバー  籔山が結構好きなのです
 いっそうその「鶉山」に登ってみたくなりました

地図を頼りに ジイジーの四輪駆動の軽トラックで 目指す地点まで 入って
後は歩きで地図を」辿りました::::が
このあたりと思うところは笹薮で入れない。

ジイジーがふと思いつきました

「隣町のドン詰まりに住んでいるKさんに聞けばわかるかもしれない」

kさん宅を尋ねると

「あら珍しい どうしたん」

「鶉山」知っている?」

「知っているさ::: この辺イノシシが出てしょうがないんで
後ろの木を切ってもらってるんさ 西の道を登って行って
二股に分かれてそれを左に行ってみな  それにしてもなんで行くん」

ジイジーが訳を話すと
「わけえの~」

この家はすぐ裏から赤城山の森になっています

奥さんに言われた様に
トラックでまたか山の中に入り二股のところまで行きました

すると「鶉山ハイキングコース」と言う古いけど立派な看板がありました

謎めいた山だと思ってきたのでちょっとがっかり
「ジイジーそんなに騒ぐほどでもないわね」
と思わず言ってしまいました
山頂まで700メートル
ジイジー「行ってみるか」
ここにトラックを置いて山頂目指して歩き始めました

 
登山道は広いが何年も誰も歩いていないようです

倒木だらけ 倒木は松の木が多い
 

 
歩き出して300メートル位は倒木の下をくぐったり、登ったり
 
 
やっと開けた登山道に出ました
 
 

すると登山道の左側」(西側)に「山頂まで140メートル」
の標識がありました

 
標識がさしている方向は背丈をはるかに越えた高さの笹薮です

 
あのあたりが「鶉山」かと 目当てつけて
今日は登頂をあきらめて帰ることにしました
登山道は上にの伸びているいるので登山道をそのまま上に行ってみると

最初地図で目当てをつけてトラックで登った道に出ました。

 

トラックで帰ル道
Kさんの家からほど近いところに
「鶉山ハイキングコース」の道標看板がありました
山頂まで1,1キロ

 
さらに下がって「空っ風街道」に出るところにも
道標看板がありました
山頂まで1.8キろ
 
 
山頂は平成の合併前の前橋市と勢多郡の境にあるようだ

「ちょっと行ってみよう 」
  というジイジーの誘い  
謎めいた山も 謎ではなくて
現実に道標まであって歩かれた山だった
それが今では籔山に化してしまった。

ジイジーの時間が取れるとき今度は
頂上まで行こう
今日は明るいうちに家に帰れてよかった::::