ウアオー | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

今日の午後


  チイチャンは学校のプールへ行きました。


  ソウチャンはバアバーの仕事場に行く事になりました。


  自宅の玄関を出て歩き出してからソウチャンは


「バアバー先に行ってて」


  と言って家に戻りました。


バアバーが仕事場で午後の仕事の用意をしていると、


  ソウチャンガ真剣な顔をして入ってきました。


「バアバーザルガニの一人がもう一人に食われて死んじゃった、まだ茶色のが少し残っているけど」


   目を真っ赤にしてバアバーに抱きついて肩を震わせてかわいそうと言って泣きました。


「折角なまえまでついたのに、ペコリンとパコリンだよ、」


「どっちが食われたの」


「パコリンだよ、死んだらもう生き返らないんだよ」


   泣きじゃくりながら


「お墓を作ってやろう、バアバー、そしてそこに花を埋めてやろうよ」


「そうね、今朝ネイネイがスザリガニの水槽を掃除してくれたし、ネイネイが

帰ったらネイネイにも相談して、お墓作ってやろうね」


そして

「バアバーちっとザリガニを見てみて」


   ソウチャンはだいぶ落ち着いてきました。


  自宅に戻って、ソウチャンと水槽のふたを開けて、


  石の所に少しザリガニの身体が見えるので、


  石を退かすとザリガニが動きました。


「アレ、死んでなかった、アアよかった」


  ソウチャンはおおきく深呼吸するように言いました。


 

 ザリガニは17日の幼稚園の夏祭りでソウチャンが買ったのです。

いまや

  ソウチャンの大事な家族なのです。


  

ソウチャンの優しい心、そして生き物は死ぬと二度と生き返らない

  

  事といことが心にあることを知って、安心しました 。