初めてのお泊り | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

今日、ソウチャンは

園長先生と一緒に泊まる、お泊り保育の日です。


生まれて初めての経験をする日です。


朝、ソウチャンはいつもより少し早く起きてきました。


そして、御腹が痛いといいました。


体調がいまひとつはっきりしないこの頃のソウチャンです。


体温を測りました、36.7度、


「ソウチャン大丈夫よ」


ゴロゴロしていたソウチャンが


「うんち出る」と言ってトイレに駆け込む。


「うんちが出たら見せてね」 トバアバー


「ウンチ出たから」


「バナナウンチだから大丈夫」


ソウチャンも


「おなか痛くないよ、今日はお泊りにいけるよ」


「でもやっぱり怖い、お泊りは行きたくない」


しかしご飯をいっぱい食べて


「園長先生怖い話するのかな」


「バアバー寂しいー?」


などと言ってバアバーに抱きついて、


ソウチャンはどうやら、お泊りの気持ちの準備をしているようです。


ネイネイのアドバイス


「寒いから、暖かい長袖を持っていくんだよ」


ハハのボストンバックに詰めた荷物を再点検しネイネイのアドバイスで

フリースを入れました。


「時間時間」と言って

いつもより早めに家を出ました。


しばらくすると


ソウチャンは家に戻ってきました


「どうしたの」と聞くと


「やっぱり怖い、御腹痛い、お泊り行かない」


お迎えのバスが来てしまいました。


とうとうソウチャン自分の寝室に逃げ込んでしまいました。


大きな涙を流して、怖い行かないの一点張り


「ほら一年生になるのよ、運動会のあと、ランドセル買いに行くんだよ」


ジイジーが先生に頼んで家まで迎えに来てもらいました。


先生も「園長先生が楽しい話をするよ。大丈夫よ」


ソウチャンは大きな涙をハンカチで拭いて


「おれの顔大丈夫?」


「笑って、もう大丈夫よ、バアバー淋しいけど、ソウチャンがかっこよく

なってくるのが、楽しみだよ」


またバアバに抱きついてすっかり涙を拭いて、


覚悟を決めて


大きなボストンバックを一人で持って、


迎えのバスのところに歩き出しました。


バスに乗り込むともうお友達の中に入って、荷物をしっかり抱えて、


気持ちは前に進んでいます


「先生が、楽しく過ごしてきますから、後安心ください」と私達に気を遣ってくださる。


ソウチャンに両手で手を振っているのに、振り向きオもせず、大きいな荷物を抱え

バスに乗って行きました。


ソウチャンの初めてのお泊り、また一歩大きく成長してくれるだろう