今年初めてのハイキング
やっぱり荒山、鍋割山になりました。
箕輪口から登山道は雪があり、荒山高原近くの岩場も雪覆われ
歩きやすい。
荒山に向かうと、雪の上に大きなアイゼンの跡があり、夫と爪の
数を数えたらどうやら12本らしい、足跡から人を想像するのも
おもしろいものです。
頂上直下の急登に差し掛かると、赤いリックを背負った登山者が見えました。
白樺や雑木の中、赤いリックが雪に映え一幅の絵を見るよな光景に
誘われるようにその登山者に追い着きました。
ピッケルを持って、アイゼンをつけていました。アイゼンの主はこの方かな?
頂上に着くと「オーイビールがあったまるぞー」と言ってる
男5人位のグループに会いました。「あのかた同じですか」と聞いて、
そのグループ人達の足を見ると、一人だけノーアイゼン、
他の方たち、ピッケルに、あの足跡と同じアイゼンでした。
今時男性だけのグループは珍しい。新鮮な感じがしました。
雑木の中さらさらした雪を踏み、誰もいない静かな山に、
耳をすますが鳥の声も聞こえない、しばらく行くと
林の中に登山道を横切るように、大きな乱雑な足跡を見つけました。
山斜面の上の方に繋がっています。今は熊じゃないし、足跡を良く見たが
足跡が鮮明なものが無く、判らず二人で「いのしし」がもう突進して行った跡かな、
なんて想像しました。
今日の昼ごはんは相変わらず餅入り鍋焼きウドン、食べていると単独の70代の
男の方が声をかけて来ました。この近くに住んでいる方で、
今日でこの山も3回目、元旦の日は大勢の方がブルブル震えながら
日の出を拝んだそうです。
鍋割山の頂上も登山者が少なく、ノンビリとお茶をして下山しました。
富士山はじめ周りの雪山をみる事は出来なかったが、静かな雪山を
楽しめた、初登山でした。何回今年はこの山に登れるだろうか?