初登り | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

今年初めてのハイキング

やっぱり荒山、鍋割山になりました。


箕輪口から登山道は雪があり、荒山高原近くの岩場も雪覆われ

歩きやすい。

荒山に向かうと、雪の上に大きなアイゼンの跡があり、夫と爪の

数を数えたらどうやら12本らしい、足跡から人を想像するのも

おもしろいものです。


頂上直下の急登に差し掛かると、赤いリックを背負った登山者が見えました。

白樺や雑木の中、赤いリックが雪に映え一幅の絵を見るよな光景に

誘われるようにその登山者に追い着きました。

ピッケルを持って、アイゼンをつけていました。アイゼンの主はこの方かな?

頂上に着くと「オーイビールがあったまるぞー」と言ってる

男5人位のグループに会いました。「あのかた同じですか」と聞いて、

そのグループ人達の足を見ると、一人だけノーアイゼン、

他の方たち、ピッケルに、あの足跡と同じアイゼンでした。

今時男性だけのグループは珍しい。新鮮な感じがしました。


雑木の中さらさらした雪を踏み、誰もいない静かな山に、

耳をすますが鳥の声も聞こえない、しばらく行くと

林の中に登山道を横切るように、大きな乱雑な足跡を見つけました。

山斜面の上の方に繋がっています。今は熊じゃないし、足跡を良く見たが

足跡が鮮明なものが無く、判らず二人で「いのしし」がもう突進して行った跡かな、

なんて想像しました。


今日の昼ごはんは相変わらず餅入り鍋焼きウドン、食べていると単独の70代の

男の方が声をかけて来ました。この近くに住んでいる方で、

今日でこの山も3回目、元旦の日は大勢の方がブルブル震えながら

日の出を拝んだそうです。


鍋割山の頂上も登山者が少なく、ノンビリとお茶をして下山しました。


富士山はじめ周りの雪山をみる事は出来なかったが、静かな雪山を

楽しめた、初登山でした。何回今年はこの山に登れるだろうか?