昨日の昼におぢいちゃんの甥っ子の娘さんが飼っている猫の結石予防の餌を取りに来た。主人の従兄弟の娘さと言うことになる。この方は娘が子供の頃のピアノの先生であった。
夫がピアノで遊ぶのに、電気を工夫したので見てほしいといって、自宅に寄って頂いた。
そこでピアノの話がおじいちゃん、夫の従兄弟、つまりピアノの先生の親の話になった。
おじいちゃんはとっても頑固で自分の思うようにいかないとすぐ怒るとか、夫と娘さんは、「そうそう」と言って、共通点を並べては、可笑しがってている。
娘さんは親とは同居はしていないが、自分の姓を名乗っている、つまり、お婿さんとりである。そんな訳で「まったく、親と夫の中にはいっていやになちゃうのよ」といって、夫と意気投合していた。夫は私と親の狭間でいやになちゃったらしい。
私が「もうおじいちゃんは、好きだったチョコレートも食べられないのよ、おじいちゃんのお母さんが97歳で亡くなったからせめて親の年まで生きたいだろうしね、後一年あるのよ」と言うと、娘さんは「えっ、チョコレート好きなの、お父さんも大好きなの」 [羊羹も好きだっただけどね」と私が言うと、すかさず、「えっお父さんも大好きで、何時だったかお母さんが仕事で帰りが遅くなた時に羊羹を一本丸ごと食べていたのよ」
と、大笑いした。
夫が「血、かのう、一緒に生活しているわけじゃないのに、くい物まで似るんかい、まあDNAていうことかのう」
娘さんは「カレー嫌いじゃない」と夫にきいた。夫は「別に嫌いじゃないけど、ソースいっぱいかけて、たべるうんさーの」 「いやだー家のお父さんもいっぱいかけるのよ」またそこで二人は大笑いしている。
「おじいちゃんは皆に色々言われるけど、あれでいて、理屈で話せばちっとも付き合いにくくないのよ、気持ちはとってもやさしいのよ」と私が言うと、娘さん、「そうやさしい所はあるんだけど:::ね素直に何か言わないのよ、今車運転のことも心配だけど、私が言えば、絶対やめないから、そっとみまもってるのよ」
tと言って、「わあ今日はおもしろかった、生徒さんが来るから、今度来るとき楽譜もって来てピアノ弾くね」と言って帰っていった。
おじいちゃんと、ピアノの先生のお父さんは性格がそっくりだと夫はいつも言ってたが、私は「そおう」と半信半疑の返事をしていた。しかし今日食べ物の話を聞いて、「血はあらそえない」と言うことの意味にあらためてオモシロイと思った。