↑乳腺の周りの黒くなっていますが、この辺りも赤くなっていました。
まだ、避妊手術をしていない犬で、急に乳腺が腫れて真っ赤になる子がいます。
それは、発情期の犬が「偽妊娠」となってホルモン分泌の影響で乳腺が張り、このような炎症を起こします。
妊娠していなくともお腹にあるおっぱいが赤くなっていたりして、腫れていることがあります。
触ってみると熱を持っていて痛がったりして、黄色に近い乳汁のようなものが出ることがあるのです。
【犬の乳腺炎と乳腺腫瘍】
乳腺炎は、しこりがありません。乳腺がブヨブヨしているだけです。
乳腺腫瘍は、しこりがあります。米粒ぐらいのものから大きさはさまざまです。乳腺に液体がたまっているかどうかは、それぞれです。
【乳腺炎の注意点】
乳腺炎は、腫瘍ではないですが、何回もしていると腫瘍化しやすくなりますので、注意が必要です。
麻酔がかけられるのであれば、避妊手術をされることをおすすめします。
【私たちの乳腺炎の治療】
・抗生剤
・有機ゲルマニウムの内服
・有機ゲルマニウムの塗布(抗炎症作用)
・CBDオイルの塗布(抗炎症作用)
・フコダイン軟膏(抗炎症作用)
10日ほどですっきり完治しました。
いろいろな治療ができるようになっています。