【がん】肝臓がんでなにもすることがないと言われて放置するのは危険な理由 #肝臓がん#アルカリ化 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん

 

先日、他院で肝臓がんで「何もすることがない」と言われてたと、来院されました。

 

数件の動物病院を回られているようでした。

確かに手術はできないかもしれません。しかし、放置しておくと、黄だんや肝性脳炎になる可能性があります。

このようなことになると、

・食欲不振

・けいれん

 

などの症状を起こす可能性が高いです。

 

そこで以下のような治療ができます。

・高濃度ビタミンンC点滴

・丸山ワクチン

・有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)内服・噴霧

・低分子フコイダン

・アルテスネイト

・食事療法

・重曹療法

・フルボ酸

 

などです。

体に炎症が起こっているので、まずは抗炎症の治療をしていくことが大切です。

それで症状が緩和されて、時間をかけて寛解されることもあります。

 

このような治療があることが広まるといいですね。