【食事療法】なぜ、尿がアルカリ性じゃないとよくないのか? #食事療法 #アリカリ性 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

↑眼窩、鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん

 

東洋医学では、梅干しは「陰」の食品で、酸性食品の「陽」を中和するので、よい食品といわれています。

それで、私たちは、塩分や砂糖が入っていない梅のエキスの「ミサトール」を使っています。

 

なぜ、酸性体質がよくないか?

 

体が酸性だということは、水素イオンが、すなわちプロトンが多くなります。

水素イオンが多くなると、酸素と結合するので、体が酸性になりがんができやすい体質になるからです。

 

 

【私たちの治療】

 

がんになったら、全て食べ物を変えて、体をアリカリ性にしないと、がん細胞は活発になり、転移します、

 

【飼い主さんのできること】

 

尿を測定して、毎回、7.5から8にすることです。

 

まとめ

私たちの動物病院で、寛解した子は、診察の度にオシッコを持参して、いつもアルカリ性の子です。

体をがんに負けない体にすることは、大切です。

・食事療法

・アルカリ化になるサプリメント

・有機ゲルマニウム

・重曹療法

・高濃度ビタミンC点滴

 

などをしています。