【がん】再発、転移をさせないために #がん#再発 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が5年寛解しているいちごちゃん

 

私たちは、がんの子を多く診察しています。

冬にがんが発症した子は、また冬に転移や再発がしやすいです。

 

がんに寛解した子は特に、注意してください。

 

【飼い主さんのできること】

 

とにかく、温活です。

・散歩に行くとき、洋服を着せる

・ネッグウァーマを着せる

・腹巻をする

 人間の赤ちゃん用で代用

・食べものは、全て35度ぐらいに温めて

・水も35度ぐらいに

 

 

このようにして、もふもふちゃんのCRP、SAA、リンパ球の数、好中球の数などを細かくチェックしてあげてください。

 

がんにまけない体を作って、再発させない、転移させないようにしてあげましょう。