【食事療法】寒くなってきたので葛湯を #葛 #温活#葛根湯 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

葛(クズ)は、日本で親しまれてきた和製ハーブです。

食事療法をしているもふもふちゃんに、頼れるアイテムです。

 

【葛の効果】

・血行促進作用のある

 

葛根は葛の周皮を除いた根のことで、発汗、解熱、鎮痙剤として使われる生薬です。

血行促進や発汗作用があり、風邪や発熱などの症状を和らげるといわれています。

葛湯は病人の滋養強壮として古くから用いられてきました。

 

【葛の主要な成分」

大豆の成分としても有名なダイジン

ダイゼインは、イソフラボンです。

イソフランはポリフェノールの一種で、ポリフェノールは強い抗酸化力を持ち、生活習慣病の予防や改善に役立つことで知られています。

 

【葛の活用法】

 

葛粉を水で溶く

甘酒やハチミツを入れた葛湯にしてもらうといいですね。

 

【飼い主さんの注意】

砂糖の入っていない葛を探してくださいね。