【食事療法】がんのもふもふちゃんには、まずは「納豆」を #がん #納豆 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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私たちは、がんのもふもふちゃんに食事療法をするように指導をしています。

 

猫さまは真性肉食

ワンコさまは肉食

 

その子たちに大豆タンパク質を食べてもらうのは難しいです。

 

ワンコさまは、比較的大豆タンパク質を食べてくれます。

 

まずは、納豆を刻んであげることをおすすめします。

 

その理由は、納豆を作られる過程で、以下の消化酵素を含まれています。

・プロテアーゼ(タンパク分解酵素)

・アミラーゼ(でんぷん分解酵素)

・リパーゼ(脂肪分解酵素)

などが働いて、納豆ができるので、消化がいいです。

 

植物性のタンパク質を与えるときは、まずは納豆からされるのがいいですね。

 

注意:納豆は遺伝子組み換え食品でないものを選んでくださいね。