【がん】食事療法だけでは、アルカリ化にならない子のために高濃度ビタミンンC点滴#高濃度ビタミンC | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

image

↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん

 

 

がんの子を多く診察しています。

私たちは、がんは炎症反応の結果、できたと考えているので炎症を取り除く治療もしています。

 

一般的に抗がん剤ですが、それ以外にも高濃度ビタミンンC点滴は効果があることが多いです。

 

ビタミンンCは、抗がん剤などと違いほとんど副作用がありません。

そして、ビタミンンC点滴は、選択的にがん細胞だけをアポトーシスさせて、正常細胞には影響がないのです。

 

その理由は、カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼの活性ががん細胞よりはるかに高いためです。

 

【治療】

・食事療法

・高濃度ビタミンンC点滴

・重曹療法

・丸山ワクチン

 

 

抗がん剤を使わないでも、上記のことをしてがん細胞がおとなしくなっている子もいます。

 

 

とで、活発ではないがん細胞はアポトーシスする子もいます。