【Yahoo!】虐待された動物の命が守れない? 「一時保護」がない動物愛護法について考える | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

犬や猫は家族の一員といわれています。

2019年動物愛護法改正により、獣医師は、みだりに殺傷されたり、虐待されたりした疑いのある動物を発見したときは「遅滞なく、都道府県知事その他の関係機関に通報しなければならない。」すなわち通報義務があるということになりました(以前は、「努力義務」)。

 

動物を救うために、虐待があれば通報すると肝に銘じて治療をしています。虐待には気をつけていますが、子どもと違って動物は「一時保護」というものがないので、動物の命を守れない可能性もあります。そのことについて見ていきましょう。

 

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