【温活】口内炎の猫さまに温活の方法 #口内炎#温活#湯煎 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃんも温活してもらっています。

 

急に寒くなってきました。

猛暑だった夏から、秋になるときに、口内炎を持っている猫さまは温活が大切です。

 

温活をしてあげてないと、一気に体調を崩します。

 

・コタツをだす

・食べている缶詰などは、湯煎してからあげる

 冷蔵庫に入っているものをそのままあげない。

 湯煎することで、香りも出てくるし、口にも優しい

・湯煎したいお湯を飲ませる

 

・慢性腎不全で皮下点滴している人は、人肌に温めてする(36度ぐらい)

・首を冷やさないようにする

嫌がらない子は、ネックウォーマーを

 

このようにして温活してあげると、唾液の分泌も促されて、口内炎が悪化することが防げます。

 

気候の変化に敏感になり、もふもふちゃんが快適に過ごせるようにしてあげてください。