【がん】多中心型リンパ腫が寛解しつつ治療中のワンコさま1例 #高濃度ビタミンンC点滴#重曹療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

猫さま ワンコさまのリンパ腫は多く見られます。

 

リンパ腫は、抗がん剤が一般的な治療です。

今日は、多中心型リンパ腫のワンコさまのお話です。

 

ワンコさまの飼い主さんが、インスタに治療の様子をアップされているそうです。

それで、記事の内容が明るくてポジティブなので、同じ治療をしている飼い主さんから、問い合わせがあるそうです。

 

多中心型リンパ腫を患っているワンコさまは、触診ではもうリンパ節は腫れていません。

まだ、リンパ球の数は正常値ではないので、治療を続けています。

 

【多中心型のリンパ腫の治療】

・抗がん剤(近くの動物病院で)

 

 

私たちの治療

・丸山ワクチン

・高濃度ビタミンンC点滴

・重曹療法

・食事療法

・ミサトール

 

 

などをしています。

 

この飼い主さんは、インスタでこのようなことを説明してくださっているようです。

食事療法は、魚のタンパク質だけにされる人もいますが、「やはり高濃度ビタミンンC点滴、丸山ワクチン、重曹療法をしないと、こんなに元気ではないと思います」と飼い主さんは、おっしゃっています。

 

リンパ腫は、比較的抗がん剤が効果がありますが、上記のような治療をすると、やはりもふもふちゃんは抗がん剤の副作用もほとんどなく元気なようです。