■がん がんに負けない体に変える治療 初診のときのお願い #がん#食事療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん

 

私たちの動物病院では、がんのもふもふちゃんを多く診察させてもらっています。

他の動物病院と違う点は、がんは「炎症反応」で食事療法をすることが大切だと考えています。

そのため、初診のときは、以下のものを持ってきてください。

できれば、電話で予約していただけれると助かります。初診時は、説明に時間がかかるからです。

(予約が無理でも、がんの子はご連絡いただけると、説明書類の準備がありますので、助かります。)

 

・いままでの食事の内容がわかるもの

 ペットフードの成分がわかること

・尿を保冷で

 

他は、一般的なことです。

・過去の血液検査

・病理検査

・あれば、画像診断

 

もちろん、来院されたときは、血液検査をします。導尿などで尿を調べることもできますが、もふもふちゃんの負担を少なくするために、尿を持ってきてくださいね。

 

血液検査や尿検査を見ながら、その子の炎症状態を見て治療をします。

よろしくお願いいたします。