【がん】もふもふちゃんにどれぐらいビタミンンCを内服させたらいいのか?#がん#ビタミンンC | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん

 

がんのもふもふちゃんに、高濃度ビタミンンC点滴はおすすめですが、どこの動物病院でもしているわけではないので、飼い主さんのできることは、内服でも効果があります、と書きました。

すると、以下のような質問をいただきました。

 

小細胞性リンパ腫で抗がん剤クロラムブシルとプレドニンを服用しています。お陰さまで体重が戻りつつあります。
ビタミンCはどのように与えればよいのでしょうか。

 

 

もふもふちゃんの体調によりますが、ビタミンンCを飲ませて、下痢や食欲がなくならないようにしてください。

一般的には、20mg/kgです。

 

一キロで、ビタミンンCが20mぐらいです。

 

その子によって違うので、かかりつけ医にご相談してください。

品質のよいビタミンンCを与えないと体を壊すこともあります。

 

がんが活発で、なかなかアルカリ性にならない子は、もう少し増やした方がいいです。

 

 

注意:抗がん剤作用があるのは、やはり高濃度ビタミンンCの静脈点滴ですので、その辺りのご理解をよろしくお願いいたします。