【食事療法】辛味(からみ)大根のアリルイソチオシアネートによる抗ガン作用 #がん# | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

↑ 辛味大根

 

珍しい野菜があると、購入してきます。

今日、ご紹介するのは「辛味大根」です。

 

辛味大根には、いろいろな種類があるようですが、私が購入したのは紫色のものです。

この紫色は、ポルフェノールがあるので、これにしました(野菜は色の濃いものの方が、ポルフェノールがたくさん含まれています)。

 

辛味大根には、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。

ここでは、辛味大根に含まれる栄養素の中で抗がん剤作用のあるアリルイソチオシアネートについて説明します。

 

アリルイソチオシアネート

アリルイソチオシアネートは、わさびや辛子にも含まれる辛味成分で、肝臓の働きをサポートして毒素を排出する効果があります。

細菌やカビ、酵母などに対する抗菌作用も持つことから、辛味大根は食中毒の予防などにも役立ちます。

 

大根をすりおろすことで生じる成分なので、抗がん作用などの健康効果を得るには大根おろしで食べるのがおすすめです、

 

アリルイソチオシアネートには、以下のような効果があります。

・肝臓の機能をサポートする
・抗がん作用
・抗菌作用