【がん】一度、がんになれば5年以上は気をつけるといい? #がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん

 

私たちの動物病院では、がんの子を多く診察しています。

 

がんの手術をしても他のところに転移した子などが数多くいます。

 

がんが、寛解してもやはり5年以上は気をつけるべきだと考えています。

このブログに登場するいちごちゃんは、寛解して4年以上が経っていますが、以下のことはされています。

・丸山ワクチン

・食事療法

・尿のアルカリ化

・フルボ酸

・月1回の血液検査

 

このようなことをしているので、いちごちゃんは、再発することなく元気で暮らしています。

 

一度、がんになってしまった体は、やはり再発や転移をしやすいのです。

私たちは、がんは慢性炎症だと考えているので、がんになりにくい体作りは大切です。