【日本がんと炎症・代謝研究会】の腸内細菌叢をいかに整えるか? #がん#ペクチン | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

 

 

 

私たちは、がんは炎症反応の結果であり、炎症を抑えないと寛解しないと考えています。

 

昨日、和田洋巳先生の『一般社団法人日本がんと炎症、代謝研究会』の学術集会が、京大の芝蘭会館 稲盛ホールで行われました。

 

今日は、腸内細菌叢についてお話をします。

炎症を抑えるためには、抗生剤しかないと考えている獣医師もいます。まずは、腸内細菌叢を整えることです。リンゴに含まれているペクチンについてお話しましょう。

 

●ペクチンとは?

・血糖値を下げる 

・血糖に関連したホルモン機能を改善

 ・消化管内のコレステロールと結合し吸収を阻害することで血中脂肪値を改善

 ・食物繊維は、大腸がん細胞を形成する引き金となる炎症や細胞の損傷を減少させる

 

このような作用があります。リンゴにはペクチンが含まれているため、リンゴジュースは体に良いですね。

リンゴジュースを作るのが面倒な方は、アップルペクチンジュースが当院にありますので、ご相談ください。

 

アップルペクチンジュースについては、121ページに載っています。