食事療法 ゲルソン療法はなぜいいといわれているのか? #カリウム#がん #食事療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

人のがん食事療法のなかでは、「ゲルソン療法」が有名です。

 

●ゲルソン療法とは?

ドイツの医学博士マックス・ゲルソン(1881年から1959年)は、部位だけではなく、体全体の免疫力を高める食事療法を考えました。

 

その療法が、100年前に考え出されたものですがまだ続いています。

 

ゲルソン療法をざっくり説明すると、食事と浣腸をすることです。

 

 

●ゲルソン療法の食事療法について

 

ゲルソン療法は、ざっくり説明すると、ニンジンなど野菜ジュースを飲むこと、とコーヒー浣腸をすることです。

 

私たちは、野菜ジュースに注目しています。

ニンジンなどの野菜ジュースを飲んで、ナトウムとカリウムを適正な量にすることです。

人間の場合は、塩分のあるものを食べるので、ナトウムは関係があるのですが、もふもふちゃんは、塩分のあるものはあまり食べません。それで、カリウムに注目しています。

 

血液検査の電解質のカリウムが少ない子は、なかなかがんが寛解しません。

 

眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解して4年のいちごちゃんの血液検査の電解質は、いつも正常値で、カリウムも5近くあります。

 

 

●なぜ、ジュースなのか?

 

もふもふちゃんは、肉食なのでニンジンをあげてもカリウムを吸収しにくいのでジュースにするのです。

できれば、コールドプレズジューサーがいいですね。

 

体にカリウムがあるか?

 

 

、血液検査をすればすぐにわかるので、がん治療をされてりう人は、電解質をチェックしてあげてくださいね。