■がん 「マクドナルド化」する日本のがん治療、世界から取り残されて破綻寸前 を読んで | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

より
 

「マクドナルド化」する日本のがん治療、世界から取り残されて破綻寸前

 

を読みました。

 

上記の本文の中に

 

 「医療のファストフード化」  20世紀の大量消費社会を象徴する産業の仕組みに酷似しているという。客(患者)の意向や要望には応じず、画一的な調理(治療)を効率的に進めていく。  中村はこの流れが限界に近づいていると感じている。「標準治療が見つかる場合は対応できるが、マニュアルにない病状の患者を見た途端に、医師はお手上げになってしまう」  当然の帰結として、医師と患者との間に、深い溝ができていく。

 

がありました。

 

獣医師の方は、人医療ほど、遺伝子検査などが進んでいません。

しかし、マニュアルに沿って治療をして、その子の体を見ていない場合もあります。

 

その子、その子によって違うので、血液検査、尿検査を深読みしてその子にあった治療をしてあげましょうね。