■がん 祝 ノーベル生理医学賞に本庶佑氏 受賞 #PD-1#オプジーボ | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

やはり取られましたね。巷の噂でした。

■がん オプジーボ

 

のところに書きましたが、がん治療をしている一員として、オポジーポ関連がノーベル賞を取るのでは、といわれていましたから。

 

がんの治療をしていて思うのですが、がん細胞を食べてくれる、白血球の貪食細胞たちが、うまく動いてくれてないな、と実感します。

 

いろいろなセミナーで、がんは治りますと習うのだけれど、上手く効かない。

がん細胞は、本庶先生がおっしゃるように、PDー1が、免疫のブレーキをかけているのですね。

 

この免疫のブレーキをかけるのを解除するのが、人間用に作られた「オポジーボ」です。

 

動物から、このノーベル賞を見ると

*がん治療で、免疫のブレーキを解除しないという考え方は同じ。

*オポジーボは、人間用で、動物用ではないので、犬や猫にはいまのところ効かない。

*高価な薬で人間は1年間使うと3000万円ほどいるといわれています。

 

 

がん治療

*外科手術

*免疫の治療

 

を入れることが、必要だと私たちは考えています。

それで、

*丸山ワクチン

*食事療法

*サプリメント療法

*重曹療法

 

などをしています。

 
がん治療に、新しい選択肢が増えましたね。
 
学問で、がんを治していきましよう。