■がん 免疫を高める 繊維質 #腸内細菌叢 #焼き海苔 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

塩分があるので、焼き海苔を少量にしてくださいね。

 

がんの子、皮膚病の子、そして病気をさせないためには、繊維質が大切です。

 

繊維質といえば、

*野菜

*海藻

*キノコ類

 

を食べればいいのですが、もふもふちゃんに食べさせばいいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。

 

それで、まず思いつくのが、

無塩の「野菜シジュース」です。

 

これには、ビタミンなどが入っているかもしれないのですが、繊維質がほとんど入っていないのです。

「野菜ジュースの難点は飲みやすくするために、繊維質が失われていることです。食物繊維には腸内環境を整える重要な役割があります。」

 

18.8.27 No39 AERAの26ページより。

 

それで、海苔がいいとこのAERAには載っていました。

 

そうかもふもふちゃんに海苔を与えればいいのか、ということになります。

でも海苔と聞くと、塩分が気になりますね。

 

海苔の塩分は、

日本食品標準成分表2010」には1.3~1.5%と記されています。
この塩分量をもとに計算すると、海苔1枚で 0.02g~0.04g、海苔10枚で 
0.2g~0.4gになります。

 

もふもふちゃんなら、1枚ぐらいあげてみるのもいいかもしれません。

便秘の子、がんの子、皮膚病の子には、腸内細菌叢を育てるために、繊維質が大切なアイテムです。

 

繊維質の食材として、

海苔もいいかもしれませんね。

 

もちろん、全部のもふもふちゃんに、適応とはいえませんが、やってみるのはいいですね。

 

携帯しやすいので、旅行中でも気軽にあたることの出来る食材です。