■地震 震度6弱を獣医師として体験して。#大阪地震#スキンシップ#声をかける。 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

朝、起きようかな、と思っていたら、激しい揺れでとても寝ている状態ではなかった。突き上げてくるようなエネルギーだった。

ラッキーを見ると走り回っていた。

 

抱っこして、両親に電話をして、無事を確かめた。

 

前の家は、ひとり暮らしの70代なので「大丈夫ですか」と声をかけにいった。

 

私の病院も自宅も本が数冊、落ちた程度で、おかげさまで、被害はありませんでした。家が揺れたので、部屋の隅にあったラッキーの毛が舞っていました。

 

診察は、普通に行っていました。

地震による、診察が増ました。

 

なんといってももふもふちゃんの中でも猫さまの来院数が増えました。

1、地震に驚いて、高いところに登って足を踏み外した。

2、狭いところに入って、爪が取れた。

3、部屋の隅に入って出て来ない。

4、家から出て行って帰ってこない。

 

 注意:私の病院では、昨日は地震特有の疾患で、ワンコさまは来院しなかったです。

 

(猫さまを飼われている人の注意)

1、地震で揺れたら、猫さまはゲージに入れて安全なところへ。

  抱っこだと、びっくりして事故にあう可能性が上るので。

 

(災害に備えて)

1、食事の2、3日分を保管

2、ゲージを見える位置においておく。

3、水分の確保

4、毎日、飲んでいる薬は、ゲージの近くに置く。

5、お風呂の水はためておく。

 

 シンシュリンを毎日、打たないといけない子は、特に注意しておいてくださいね。

 

そして、たくさんの方から、心配のメッセージをいただきありがとうございます。

 

余震があると、まだ怖いですが、普段通りに生活をしています。

といっても脳の中で恐怖の感情が支配しているので、

1、甘いものが無性に欲しくなる。

  もちろん、アンコもの、チョコを食べました。

2、ルーティンを忘れる。

  毎日、サツマイやジャガイモを炊いているのに、忘れそうになっています。

 

前頭前野がしっかり動いてくれるように、

 

1、ヨガ

2、瞑想

をして、脳の恐怖を取り除こうとしています。

 

もふもふちゃんには、

1、普段より、声をかけてあげる。

2、スキンシップを多くする

 

などをして、自然の畏怖と共存していきましようね。