■がん 慢性炎症とがん  | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

人の場合は、皮膚がんの原因は、日光ということはよく知られています。

 

それ以外にも火傷で、がんになることもあるのです。

 

インドやチベットの山岳地方の人はカイロを肌身離さずつけているので、カイロの部分が炎症を起こしやすいので、そこからがんは発生しやすいといわれています。

 

 

つまり、カラダの一部が、

1、火傷

2、ウイルス

3、細菌

4、外傷、

5、物理的、科学的に作用する。

 

 

これらから、通常、

1、赤み

2、腫れ

3、発熱

などの症状が起こります。

 

すぐに治るものを ➡ 急性炎症

長期に続くものを ➡ 慢性炎症

 

 

がんと関係があるんは、慢性炎症です。

慢性炎症が出ているということは、炎症を治そうとして、活性酸素が出て、それで、遺伝子を傷つけるので、がんになりやくなるのです。

 

慢性皮膚炎や慢性腸炎などを持っている猫さま、ワンコさまは、がんになりリスクが上がるので、

1、食事療法

2、サプリメント療法

 

で、慢性炎症のないカラダにしてあげてくださいね。