私たちは、がんの子を毎日、診察しています。
がんになった子を持つ、飼い主さんは、ほぼ自分を責めます。
1、もしあの時、きちんと見てやれば。
2、私の育て方が悪かったのか。
3、私の食事が悪かったのか。
4、気が付いていないけれど、何か悪いところがあったのではないか。
と、分析をし始める人が多いようです。
私は、人間の治療は出来ないのだけれど、飼い主さんに元気でいてもらわないと、困るのでね。
猫さま、ワンコさまの病気は、飼い主さんと一緒に治していかないと、いけないからです。
(がんになりにくい飼い方)
1、早い時期に避妊手術・去勢手術を。
2、定期的な健康診断を。
3、血液検査に基づいた食事
4、ストレスの少ない生活
5、温度管理
6、その他
など私が、見ていてもこんなに丁寧に飼われているのかな、と関心する飼い主さんのところの猫さま、ワンコさまでもがんになることは、あるのです。(もちろん、上記のことは、全てされています。)
猫さまやワンコさは、長生きする時代になったので、がんになる子は、珍しくないのです。
どんなに丁寧に飼っていても、がんになる場合はあるので、自分を責めないでくださいね。
がんになれば、
1、早期発見
2、がんになりにくいカラダ
(私のブログにたくさん書いているので、読んでくださいね)
3、転移しないような治療
(私のブログにたくさん書いているので、読んでくださいね)
などに注意してたただければ、寛解、完治、そして延命は出来る時代です。
飼い主さんが出来ることは、ひとつずつやって行けば、道は開けていきます!