↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解してもうじき6年以上のいちごちゃん
私たちの動物病院は、がんの子を多く診察しています。
そこで、セカンドオピニオン、サードオピニオンという風に多くのもふもふちゃんが来院されます。
それを見ていると、動物病院選びは難しいなと思います。
飼い主さんの情報能力にかかってくるのです。
ネットには情報があふれていますが、それで何を自分は信じるか?が難しいです。なぜ、このようなことが起きるのかを考えてみましょう。
【なぜ、動物病院選びは難しくなったか?】
ワンコさまは平均15歳、ネコさまは16歳と寿命が延びています。
それに伴い慢性疾患も増えています。そのため、動物病院選びは命に関わる重要なポイントです。
以前なら、喧嘩や拾い食いをしたなどが多く、抗生物質やステロイド剤などで治ったのですが、そうじゃないと病気が増えたのです。
【専門の人に診てもらう】
その疾患に詳しい獣医師に診てもらうことが理想です。
たとえば、私はがん治療を得意としており、専門的な診察と治療を行いますが、眼科や整形外科の分野は専門の病院を紹介するようにしています。
【飼い主さんのできること】
飼い主さんとしては、一つの病院で全て診てもらえたら理想かもしれませんが、動物の健康を守るためにも、病気に応じて適切な病院や専門医を選ぶことが大切です。