まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

セミナーをさせて頂くことになりました。
ご興味ある方は是非とも参加していってください。




『女性獣医師のための動物臨床栄養医学』獣医師向け
2016年7月10日(日)14時~17時 日程変更になりました。
2016年8月28日(日)14時30分~17時
>>詳細はこちら<<


『ますみ先生の動物臨床栄養医学』オーナー様向け
2016年7月11日(月)10時~12時 日程変更になりました。
2016年8月29日(月)10時~12時 ※研究室番号も変更しておりますので詳細からご確認ください。
>>詳細はこちら<<
NEW !
テーマ:

image

ラッキー14歳 生後6カ月で避妊手術をしました。もちろん子宮蓄膿症はなし、そしていまのところ乳がんもなし。

 

 

私たちの病院では、子猫さまや子犬さまの女の子が来院されたら、まずは、避妊手術をどうするか?の話をします。

何故か? 女の子は、避妊手術の時期があるからです。

 

長生きになり、避妊をしていないとシニアになったときに、病気が増えます。

 

(私が考える理想)

1、発情が来る前に。

  a ,猫さまの場合

   発情がいつ来たか、わかりにくいので2キロになり元気なら避妊手術を。

   2キロ前でも発情が来る子がいるので、その場合は、相談しながら。

 

  b,ワンコさま

   生後6カ月前後に。

   基本2キロになれば出来ますが、大型犬だとすぐに2キロになりますので、その辺りは体重を見ながら。小型犬は、なかなか2キロにならない場合もその子を見ながら。

 

(何故、発情前がいいか?)

 子宮蓄膿症は、生後1年ぐらいからでも大丈夫でしょうが、(稀に1歳にならない間になる子もいます)乳がんや乳腺腫瘍のリスクがあるからです。

 

 発情前に、避妊手術をすると、1%の率で乳腺の病気のなりません。それは、発情が来ないので、乳腺が発達しないので、病気にならないからです。

 

 

(避妊手術をしていないと 子宮蓄膿症になりやい)

1、ワンコさま

  発情の後になりやすいです。

  (症状)

   a,食欲がない

   b,腰の辺りを触ると怒る。

   c,おりものが出る。 ありものに血が混じる。

   d,水をよく飲む。

   e,下半身をよく舐める。

2、、猫さま

  発情の後になりやすいが、発情がわかにくいので、ワンコさまよりわかりにくい

  (症状)

   a,食欲がない

   b,腰の辺りを触ると怒る。

   c,おりものが出る。ありものに血が混じる。(グルミーングするのでわかりにくい)

   d,水をよく飲む。

   e,下半身をよく舐める。

 

 注意:ワンコさまより、猫さまはグルーミンするので、発見が遅れることが多いです。

 

避妊手術をしていないと 乳がん 乳腺腫瘍になりやすい)

以下に書いています。このブログに乳がんや乳腺腫瘍のことは、たくさん書いていますので、参考にしてください。

◼️がん 避妊手術をしないと、数十万円の損失⁉️

■がん 乳がん 北斗晶さん 犬や猫の乳がんの触診の仕方、

↑ 発情前に避妊手術しているので、乳腺がほとんどない。

 

元気な子に、メスを入れるのは? と思われるかもしれません。

でも、避妊手術をしないと上記のような病気のリスクがありますので、気をつけてあげてください。

 

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
{F9AA7343-CA2B-4383-BF29-D51D4547B0CF}



下痢の相談は、よく受けますが、猫さまの飼い主さんは、便秘にあまり関心がないように思います。
リンパ腫になった子が、慢性の便秘だったりするので、やはりお通じは、毎日、バナナ状が理想です。

(何故、便秘がよくないか?)
1.便がたまることで、腸内細菌の悪玉菌が、増える。
2.免疫が落ちる
3.がんになりやすい。
4.その他

(何故、便秘になるか?)
1.弛緩性便秘
     インナーマッスル、腸腰筋の力が落ちる。
シニアになると、便秘になりやすい。

2.痙攣性便秘
     自律神経の乱れで、腸に痙攣が起こるとそこが、細くなりウンチが流れにくくなります。
ストレスが、原因です。
   そういう場合は、ミルク出来ているジルケーンなどがいい場合もあります。

3.直腸性便秘
     トイレに行きたいと思ったときに、トイレがない場合がそれにあたります。人の場合は、旅行などのときにそうなりやすいですね。

   猫さまの場合は、多頭飼いの場合、自分が行こうと思ってもいけないなどのときになります。

4.食事性便秘
  手術の後に、絶食などをすると、翌日、便秘になったりします。食欲がない場合でも。
   人の場合は、ダイエットであまり食べず、繊維質がない場合などになります。


ワンコさまは、便秘の子は少ないですが、猫さまは、多いので、便秘にならないように、注意してあげてね。
いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)

テーマ:
{365C6628-BE7E-497F-A98C-B3AFA3636C21}

{A10D1D70-CB40-4352-8104-253DF858FB30}

{4A1F1B38-8074-44AD-B4DB-5B6CE884B786}

鳥取大の岡本教授のところに通っています。
猫の関節炎やがんの話などを教えていただきました。
獣医学や医学は、進んでいますね。
今日は、通常の診察をしています。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
{17BC37B4-A159-4919-800C-E90A175DE15B}




食べたものは、口→食道→胃→小腸→大腸→肛門という流れです。
消化酵素で、分解され、栄養が吸い取れ残りが、ウンチに。

ウンチは、食べもの残りカスだけと思われがちですが、そうではありません。
1.80%は、水分。


残りの20%は、以下です。
1.食べもの残りカス。
2.腸内細菌
3.消化液、細胞、粘膜なと、

宿便という言葉が、ありますが、存在していなく、日々粘膜は、綺麗に剥がれ落ちています。

ウンチ、健康のバロメーターですね。
愛犬や愛猫のウンチをしっかり見つめてあげましよう。
いいね!した人  |  コメント(5)  |  リブログ(0)

テーマ:

カラスに襲われて頭をつつかれた天使ちゃんは、完全というわけにはいきませんが、

体重が、1100gを超えました。

 

 

脳をつつかれているので、少し脳障害が残っていますが、いまでは、布団の上などだと歩くことが出来るそうです。

 

こんな赤い可愛いゲージに入ってきます。

 

 

診察室で、撮ったのこの程度ですが、もっと可愛いです。2016.07.23

 

 

↑強制給仕で、a/dとヘム鉄を食べたので、眠い模様。2016.07.23

 

天使ちやんの目の周りを見て気づかれると思います。

1、目の周りが黒い分泌物が出ています。

2、飼い主さんは毎日、濡れたテッシュで拭かれています。

3、当院も来院されるとオゾン水で拭いています。

 

(何故、黒い分泌液が出るか)

 

image

↑2016.05.23

来院したときは、脳の骨がつつかれていて、そこから膿が出ていて、化膿をしていました。

いまでは、外見からほとんどわからなくなっています

 

その炎症産物が、眼球を通って外に出てきているようです。

天使ちゃんの場合は、耳や鼻からは出てきていません。

 

 

子猫は、成長しにといけない上に重篤な障害をもっていると、たいへん栄養医学が大切になってきます。

(天使ちゃんの栄養医学)

1、炭水化物フリーのフードを食べている。

2、貧血のあったときは、ヘム鉄を飲んでいた。

3、BCAAのアミノ酸を食べている。

 

(もちろん、内科的治療もしています)

 

注意;子猫で成長が悪い子(体重が増えなが悪い子)

 

1、血液検査をする。

2、貧血なら、ヘム鉄を飲ませる。

3、低タンパク質なら、アミノ酸を食べさせる。

 

このようなことして、育ててもらうと子猫もちゃんと成長するので、よろしくお願いします。

 

可愛いだけではなく、医学的根拠に基づいた世話をしてあげてね。

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)