まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

下記セミナーは終了致しました。
セミナーにご参加された方はありがとうございました。

またセミナー開催時にはご報告致しますので
ご参加出来なかった方も宜しくお願い致します。



↓過去セミナー↓
『女性獣医師のための動物臨床栄養医学』獣医師向け
2016年7月10日(日)14時~17時 日程変更になりました。
2016年8月28日(日)14時30分~17時
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『ますみ先生の動物臨床栄養医学』オーナー様向け
2016年7月11日(月)10時~12時 日程変更になりました。
2016年8月29日(月)10時~12時 ※研究室番号も変更しておりますので詳細からご確認ください。
>>詳細はこちら<<
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軟便難民の猫さまの飼い主さんから、相談のメールが届きます。

まずは、食べるものを見直す。

1、炭水化物フリーの食事に。

  鶏、ラム、馬、牛、魚などのタンパク質があります。

  どのタンパク質でも大丈夫な子もいれば、鶏系がダメな子もいます。

  それは、与えているフードの現材料を見ながら、探ってくださいね。ウンチは正直です。

 

 

それ以外に、

 

腸内環境を整える方法は、

1、除去

  身体にとって「悪いもの」を「除去」します。

 これが、悪いものが炭水化物の子もいます。

 

2、植菌

  腸内細菌のバランスが崩れたらよい菌を植えましょう。

 

3、補てん

  消化酵素を「補てん」して、しっかり消化・吸収しましよう。

 

4、再生

 消化管粘膜を「再生」してバリア機能を丈夫にしましよう。

 

 

このような4つの面からアプローチをして下痢、軟便を治していきましようね。

 

 

それぞれに、サプリメントがあるので、その子の症状にあったものを処方しています。

 

 

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『軟便難民』を卒業して、コロコロウンチになった猫さまが、皮膚病になりました。

それで、抗生剤や抗真菌剤を飲ませていいのでしょうか?

 

ある猫さま

 

自宅に来たときから、ずっと下痢で、大学病院、猫専門病院など多数の病院を通院。

1、犬回虫

2、トリコモーナス

3、コロナウイルス陽性

 

その猫さまは、

1、炭水化物フリーの食事

2、ビタミンD

3、ラクトフェリン

4、アミノ酸のサプリメント

5、冬虫夏草(ゲリマニウム入り)

 

などを内服されて治っています。70日以上もコロコロウンチです。

 

その猫さまが、皮膚病になり(他院で。)

1、菌を培養

2、菌の感受性試験

 

をされたそうです。

 

それは一般的には、そのようなことをされるかもしれません。

 

私は、皮膚病が治っても腸内細菌がよく育ってもらわないといけないので、あまり真菌剤や抗生剤の内服はあまり出さないです。森を見ながら、治療をしています。

では、どうするか?

 

1、患部の毛狩り

2、患部の洗浄

3、ひどい場合はイソジンで消毒

4、漢方薬 十味敗毒湯、消風散、治頭瘡一方

 

を出すます。

 

漢方薬を食間にあげてもらうと、抗生剤や抗真菌剤を飲まなくても、よくなる子もいます。

 

それでも治らない子は、亜鉛などのサプリメントを出すこともあります。

 

 

腸の弱い子が、皮膚病になれば、一般的な病院では、抗生剤や抗真菌剤を処方されますが、漢方薬も考えてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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全国から『軟便難民』の猫さまの飼い主さんから、問い合わせがあります。

 

今回は、慢性腎不全になり、それから、軟便が続くようになったということでした。

 

(慢性腎不全の治療法)

1、点滴

2、セミントラ、

3、レンジアレン(リンの吸着)

4、クレメジン(尿素の吸着)

5、エポジン(腎性貧血の子のために)

4、腸内細菌のサプリメント

6、腎臓食

7、その他

 

などが一般的な治療法です。

ここで問題になるのが、猫さまが肉食ということです。

 

腎臓食は、炭水化物がたくさんはいっています。

腎臓病の子は、低タンパク質になるからです。

 

そうなると、当然下痢の子は増えますよね。

 

それでは、慢性腎不全になれば、下痢でも仕方がないのかということになります。

 

みなさん、以下のブログを読まれていますよね。

 

 

 

そうなんです。腸内細菌がよくなと尿素窒素が排泄されないのです。

 

1、腸内細菌に善玉菌を増やす

     ↓

2、善玉菌が増殖するのに、窒素を使います。

     ↓

3、腎不全になると、BUN(尿素窒素)が増えるます。

     ↓

4、腸で、尿素を使ってくれるので、腎不全の子の改善になります。

 

 

それで、ウンチと腎臓の血液検査を見ながら、フードを考えていかないといけないのですね。

 

下痢の原因が、炭水化物不耐性だけではないかもしれません。

 

慢性腎不全が、加齢のためになるのですが、腎臓の処方食は止めて、コロコロウンチになるような炭水化物フリーか炭水化物が少なめなフードに変えてやってみないとです。

 

まずは、猫さまが食欲があることは大切なので、点滴などの慢性腎不全の治療は、継続しながら、ウンチの治療もしていきましょうね。

二つも疾患がある子は、難しいかもしれませんが、飼い主さんは根気よく医学的に正しい方向性で世話をしてあげてください。(方向性が正しいというのが難しいところですが)

 

 

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さんちゃんのウンチを見ながら、サプリメントや食事の指導をしています。早くコロコロウンチになることを願いながら。

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