譲っていただいた練習艦「かとり(TV-3501)」のプレート | 艦艇・船舶つれづれ

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旧帝国海軍および海上自衛隊の艦艇、海上保安庁の船艇、主に戦前の民間船舶を中心としたブログです。
「海軍艦艇つれづれ」からタイトルを変更しました。

本日、アメ友の『れきたん』さんから、練習艦「かとり」のプレートが届きました!

本当にありがとうございます!

 

練習艦「かとり(TV-3501)」のプレート

 

ほかにもいろいろ、詰まっていました!感謝感激です!

 

 

「じゃこ天」おいしそう。2袋も詰めていただき、レシピもつけていただきました。

嫁さんが興味津々です。

 

 

 

子供たちに受けた「みきゃん」のイラストのついた「しまなみタルト」

 

 

家に帰ったら、既に空いていた缶ジュースたち…。「めっちゃ旨かったです」と言っていました…。

 

 

本当に、ありがとうございます。家族全員で感謝、感謝です。

 

少々背景が雑然としていますが、さっそく「かとり」のプレートと練習巡洋艦「香取」のプレートを並べて見ました。

 

 

「れきたん」さんによると、このプレートは香川県高松市の 故・渋江 理氏 が所有されていたもので、「れきたんくん」さんが譲り受けられたものです。

 

プレートを所有されていた 渋江 理氏

 

今回、ブログネームの縁で譲っていただくことになりました。思っていたより大きく重量もありますので、飾る場所を選定中です。

 

このプレートにある「かとり(TV-3501)」は、昭和42年12月に石川島播磨重工 東京工場で起工されれ、昭和44年9月に竣工した、海上自衛隊初の練習専用艦です。

【要目】

 基準排水量:3,350トン、満載排水量:4,200トン、全長128.0m、最大幅:15.0m、吃水:4.3m

 機関:蒸気タービン×2、推進軸:2軸

 出力:20,000馬力、速力:25.0ノット、乗員数:460名(うち実習員:165名)

 兵装:76mm連装砲×2、ボフォース4連装対潜ロケット発射機×1、3連装短魚雷発射管×2

 ※引用:世界の艦船「海上自衛隊全艦艇史」増刊第66集、No.630、2004年8月、海人社、P.117

 

練習艦「かとり(TV-3501)」

 

「かとり(TV-3501)」は、長期間の訓練航海に対応するため、実習員のための居住区や教育設備は艦の後部付近に纏められ、固有乗組員の区画と切り離されており、煙突後部の大型甲板室は実習講堂や実習員の居住区画、食堂が配置されていました。

後部甲板はヘリコプター甲板であるものの、実習員の体育訓練や様々なレセプションに使用できるよう配慮されていました。

また、各戦闘区画や実習に用いる艦内区画は、実習員の教育訓練が行える様に通常の護衛艦に比して広いスペースが確保されてました。

 

さらに、特別公室・司令官公室などが艦内に設けられ、「かとり」を訪問する外国の要人に対応できるように設計され、特に特別公室は各国の元首クラスの来訪に備え、室内にはチーク材が使用されていました。

 

平成10年3月の退役まで、28年半に及ぶ生涯の航海総航程は988,936浬におよび、地球と月の間を2往復半する距離に相当し、遠洋航海に24回参加、209ヶ国307港に寄港した実績を残しました。

 

「れきたん」さんのブログをリンクします。れきたんくんのブログ

2016年2月25日のブログに、渋江 理氏のことが書かれています。


「かとり」のプレートは家宝にします。

「れきたん」さん、本当に貴重な品、そして多数の品々、ありがとうございます。感謝です!

 

 

これから「じゃこ天」で晩酌します!