本日は、息子が大好きなSUPER GTの最終戦、富士スピードウェイ300kmレースを見ていました。
このレースはGT500クラスとGT300クラスが同時にレースを行うレースです。
今回GT500クラスでは、ラスト10ラップの時点でトップがKeePer TOM'S GR Supra、2位がRAYBRIG NSX-GTで、勝った方が今年のチャンピオンとなります。
KeePer TOM'S GR Supra(引用:KeePer Moter Sports HP)
ラスト10ラップの時点で15秒ほどの差がありましたが、RAYBRIG NSX-GTが猛追し、タイム差を2秒まで縮めますが、最終ラップでは2秒が縮まりません。このままKeePer TOM'S GR Supraが勝利か、と思っていました。
多分見ていた方々もそう思われたのではないでしょうか。
RAYBRIG NSX-GT
(引用:RAYBRIG TEAM KUNIMITSU HP)
ところが、最終ラップの最終コーナーを立ち上がったところで、KeePer TOM'S GR Supraがまさかのガス欠と思われるスローダウン!
そして、ラスト400mでRAYBRIG NSX-GTがその脇をすり抜けゴールラインを越えていきました。
KeePer TOM'S GR Suprはどうもガス欠のようでした。300kmに及ぶレースの結末がラスト400m、それもトップのスローダウンで決まるとは…。
劇的なゴールのあと、RAYBRIG NSX-GTもガス欠でコースを1周回りきることができず停止してしまい、牽引されてメインスタンド前に帰ってきました。
昨年から全レースを見てきましたが、これほど劇的なレースは初めてでした。
それも、最終戦を前にRAYBRIGブランドでのSUPER GT参戦は今年が最後とのアナウンスがある中での勝利でした。
久しぶりにモータースポーツで興奮しました!
今年は開幕戦が延期、開催場所も冨士・鈴鹿・もてぎの3箇所に限定、当初は無観客と新型コロナで異例尽くしのSUPER GTでしたが、最後に堪能させてもらいました。
来年も楽しみにしたいと思います。