立 春 | 祈るまえに、恋をして。

祈るまえに、恋をして。

ときどきぽつりと更新。

祈るまえに、恋をして。

ぷらぷらと
立春を前に来たのは
奈良 唐招提寺。

リキシがご縁を感じる
鑑真大和上。
この日本の国家たる基本構造に
多大なる影響を与えた偉業たるや
ここに語る必要もないだろう。

その鑑真大和上の御許を訪ねた。

リキシの奈良にまつわる
若き日の思い出を
「根ほり葉ほり」
ほじくっていた。

こーいう時のわたしは
彼の表現いわく
“くっちゃくっちゃ”と
妄想をまじえ
ひとり物語を
えんえん語っているらしい。

そんなわたしも
境内に入れば
なんとなく
言葉少なになり

祈るまえに、恋をして。

祈るまえに、恋をして。

空気が一段と静けさを増す
御廟を前に
お祈りを捧げ
静かにその場を
あとにした。

ここにね、
鑑真和上坐像が
あるんだよ

ここでお茶会があってね。
昔招待されてよく来たなぁ。

ほぉぉぉ。
それはその
年に一度関係者だけが
入れる開山忌舎利会の
唐招提寺献茶式。

ふーんふーん
5年目を迎えたわたしたち。
またまた私が知らない
リキシの姿を見つけて。

「わらしも行きたいぃぃ!」
と言いかけた・・・んが
“わたしもほしい”病は
鑑真和上の前では
はしたないと
言葉を飲んで

「そうなのぉ」と
にこやかに頷いた春の日。

わたしたちのもとにも
新しいお年がやってきた。