お久しぶりです!抜毛症のひよこです(•ө•)


うっかりスキンヘッド記念日の2/25

スルーしてしまいました。

ブログ更新も最終が20225月とは!!

そんなに経ってるとは思わなかった...

本当に綺麗さっぱり忘れたので

ちょっとだけ嬉しかったです。


私の中で抜毛症であることが占める

ある意味特別な気持ちの割合が

少しづつ減っているのかもしれません。


スキンヘッドにして、数年後にヘアドネして

今は肩につくくらいの髪の長さ。


髪が伸びている間

特にスキンヘッドからベリショになるまでの間は

ピンセットで生えた手の毛を

草むしりのように収穫して

頭皮から出血することもしばしば....


あの頃は苦しかったです。

ベリショまでなんとか伸ばして

ウィッグを卒業した頃から

少しづつ心が楽になって

その後も現在まで、抜毛が止まらないながらも

1度もウィッグに戻ることなく生活出来ています。


その間、とりこふ!を立ち上げたり

カウンセリングに通ったりと

自分なりに色々取り組みをしてみました。

効果があるのかないのか未だによく分かりません。


ただ、私は6年前より随分と

自分の感情に目を向けることが

できるようになりました。


いままで無視してきた気持ちを

少しづつすくい上げて言葉にすること

その機会を得られたと思います。


まだすくい上げたものを癒すところまでは

進めていないですが

ゆくゆくは、認めて、癒してあげたいです。





最近のひよこは相変わらず

音楽活動をしながら仕事をしています。

訳あって、恋人とはお別れして

お家も引っ越しました。


新しい住処の近くには

可愛いカフェや美味しいお菓子屋さん

学校も沢山あって、治安もいいです。


前の家より手狭にはなりましたが

楽しく快適に過ごしています。


まだまだ抜毛症との闘い

いや、共生?は続きますが

私だけじゃなくて、同じように

抜毛症を抱える人がたくさんいるので

ひとりじゃない、と勇気を貰って

毎日、自分らしく過ごしたいです。

お久しぶりです!抜毛症のひよこです( •8• )

昨夜、AbemaTVの報道番組「アベマプライム」にて

抜毛症の特集がありました。


驚いたことに、ゲスト出演、取材の依頼があり

生放送の番組にお邪魔させて頂きました。

6日間はアプリから視聴して頂けますので

興味のある方はご覧になってください!



専門医の立川先生もご出演されていて

非常に勉強になりましたし

スタジオの皆様はフラットな姿勢で

話を聞いてくださったのでよかったです。


抜毛症という病気が世間に知られることは

当事者のなかでも賛否あると思います。

私たちがずっと隠してきた事なのですから当然です。


ただ私は、今回の取材で思ったのです。

私の苦しみをわかって欲しい、寄り添って欲しいと

助けを求める自分がいる一方で

1番私を見捨ててきたのは、理解しようとしなかったのは

ひとりぼっちを選んできたのは 私でした。


心の奥底に隠してきた抜毛症

その更に奥にある生きづらさや欲求に

気付かないふりをして、理解しようとしてこなかったのは

いつだって私自身でした。


そのアンビバレントな気持ちによって私は消耗していた。


抜毛症のさらに奥を覗き込むには

きっと1人ではダメで。

だれか手を取って支えてくれる人が必要だと思います。

そのために、私はとりこふ!を立ち上げたのだと

改めて思いました。


貴重な機会をくださった番組スタッフの皆様

スタジオの皆様、そして視聴者の皆さん

ありがとうございました。



こんにちは。抜毛症のひよこです( •8• )


今日は、私が苦手なセルフケアについて

お話したいと思います。


というのも、先日このブログでもご紹介した

抜毛症当事者でボディポジティブモデルの

Gena(ジーナ)さんが開発され

現在クラウドファンディング中の固形シャンプー

「セルフケアシャンプー」だったこともあり

色々考えさせられることがあったからです。


▼詳しくはこちら▼



考える、って消耗するし

自分と向き合うことは苦しいから

なかなか重い腰が上がらないんだけど

考えることをサボるとどんどん耐性が落ちて

根無し草みたいな思考にしか出来なくなるから

良い機会でした。自分の思考は大切にしたい。

(頑なになることとはちがうけど...)







「どうでもいい」


自分自身に対して、10代~25歳くらいまでは

ずっとそう思っていた。

抜毛症がやってきたのは13歳の頃だから

10年くらいかな。


13歳の私は未熟だったから

その「どうでもいい」という考えが

本来の自分の考えなのか

抜毛症によって歪められた考えなのか

長いこと分からなかった。

ああ、いまもそんなに分からない。

変わっては来ているけど。


醜く禿げていく自分

中学3年間不登校だった自分

親にも弟たちにも迷惑をかけている自分


自己効力感も自己肯定感も底辺

それは、高校に行っても大学に行っても

社会人になっても、しばらく変わらなかった。


自分にはなんの価値もないと思っていた。

価値のないものにはお金も時間も労力も

なにもかけられないと思っていた。


掛け捨てでもいいものしか

自分で自分に与えることが出来なかった。


言葉にすると仰々しいけど

例えばボディソープを選んだり洋服を買ったり

大学の履修科目を選んだり

ランチメニューを選んだり....


そんな些細な自分への投資に積極的になれなかった。


「どうでもいい」

「何をしても自分の価値は変わらない」


後者は、捉え方によっては

とんでもなくポジティブな思考なのに

当時の私が唱えるだけで、呪いの思考になった。


と同時に、私は必死だった。

特に大学は必死だった。


爪の先で引っかかった音楽大学では

私は座学も実技も成績が悪くてね。

せっかく入れてもらった大学なのに

成果が出なくて焦っていた。


(自分の力で入学できたのに

入れてもらった、なんておかしいね。)


少しでも能力を身につけたくて、優秀でいたくて、

禿げなりに、せめて良い人間でいたかった。


「どうでもいい」のに

ずっとずっと私は認められたくて必死だった。


そのアンビバレントな気持ち

自覚のないままに、いつも抱えていた。

だからこそ、抜毛症は寛解と再発を繰り返して

気持ちの振り幅が大きくなればなるほど

自分の首を絞めることになった。


やがて振り幅が限界を迎えて

信じられないほど髪を抜いたのが2526歳。



そこからはだんだんと振り幅が穏やかになってきた。


べつに何かきっかけになったことはない。

ウィッグになったりスキンヘッドになったり

変遷はいろいろあるけれど...


社会人になって、自分で稼いだ自分のためのお金

一人暮らしになって自由になった生活

だんだんと安定してきたからっていうのが

大きいのかもしれないなぁ


ここからは、「私」が勝負をかけていくべき

ライフステージなんだと思った。





そこから私はオペラの勉強のため2年間学び直し

これまでおざなりにしてきた身体のメンテナンスや

日常のちょっとした贅沢なんかに

少しづつ手を出していった。


初めは罪悪感があって

心から楽しめなかったり

ハードルを高く設定しすぎて自滅したり

加減がわからなかったけど


まあ、やってこなかった事なんだから

そうなるのはある意味あたりまえのことで。


何年かごちゃごちゃやっているうちに

今、なんとなくセルフケアできている気がする。


気づいたら「どうでもいい」という考えは影を潜めていて

(たまに思い出したように苛まれるけど)

随分生きやすくなった

なにより自分のこと、そんなに悪くないじゃん

って思えるようになったな。



私はセルフケアの能力が

どちらかと言えば低い方だったから

それに気づいて改善するのに

随分遠回りをしたような気がする。


抜毛症の人は、苦手さんが多いんじゃないかなぁ


だとすると、セルフじゃなくて

安心できる誰かからのケアが必要なんじゃ

ないかな、とも思う。

ほら、ひとりって辛いし。


自分では何年もかけて築き上げるものを

信頼できる誰かの手によって

一瞬で作り上げられることってたぶんある。

その逆もあるけど....


セルフケアは大事だし

丁寧にケアの能力を養って良かったと思うけど

人を頼る力、人を信頼する力

まだ私には足りないと思う。


自分のためにセルフケアを考える一方で

孤独な戦いに終止符を打ちたいって切実に感じてる。

その辺はやっぱりアンビバレント。




セルフケアって難しい。

だからもう少し時間をかけて取り組みたいって

今は思ってます。



いつもの事ながら

取り留めのない長文になってしまった....


ここまで読んでくれてありがとう。


みなさんこんにちは!
抜毛症のひよこです( •8• )

今日は、Twitterで知り合った
Gena(ジーナ)さんが開発された固形シャンプー
 jiu-慈生- のクラウドファンディングをご紹介します!

Genaさんとは抜毛症の当事者として
ウェブ上で知り合い、お茶したり
ASPJさんの調査やとりこふ!を通じて
意見交換やお喋りをしました。

その中で何度かこのシャンプー開発のお話もされていて
ついにクラファンまで準備が進んだのだと
とても嬉しく思っています。
密かに応援していました。

Genaさんご本人からメッセージも頂いてますので
ご紹介しますね!

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抜毛症歴 20年のボディポジティブモデル、Genaによる固形シャンプーのクラウドファンディングがローンチしました!


◇弱酸性の優しい洗い心地

◆環境にも優しいプラスチックフリー

◇固形タイプなので泡立てながら頭皮のマッサージもできる!

◆フローラルスパイシーな香り


更にクラウドファンディング限定の特典として、Gena考案のセルフケアリスト、アファメーションシール、自分を慈しむことについてのエッセイもご用意しております🙌


今回のクラウドファンディングは <All or Nothing方式で行っています。(目標を達成した場合のみププロジェクトがスタートできます。)


ご関心を頂けましたらぜひ下記のクラウドファンディングサイトよりご注文いただけますと幸いです。

拡散のご協力もいただけますと大変励みになります。

どうぞよろしくお願い致します🌷


 https://camp-fire.jp/projects/view/579005






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ボディポジティブモデルとして活動されている彼女。
初めてお会いした時には
「わああ、モデルさんだ!きれい🥺」
と勝手にテンションが上がっておりました。

それにお話をすればするほど
彼女の抱える葛藤や反骨精神、心の痛み
そしてそれを自分のものとして受け入れ
美しさの一部や自分らしさとして
昇華しようとする姿勢が私の心を強く打ちました。

ああ、美しい人だなと。

このプロジェクトが成功することを
心から願っています。

ぜひ、拡散してくださいね!


そして、「セルフケア」について
いろいろ思うところもあったので
考えがまとまったらまた記事にしたいと思います。

こんにちは!抜毛症のひよこです

 

最近髪を抜いていないことをツイートしたばかりの

舌の根も乾かないうちに

夕べ爆抜きしてしまいました

 

久しぶりに毛根をたくさん収穫して

つるつるの箇所もできたし

ゴミ箱が黒くなった・・・

 

オンライン講義を受けている最中だった。

勉強しなくちゃ~って思ってた

 

音楽は私がやりたいことだし

勉強したいことなのに、なんでだ・・・

 

 

頑張って頑張って

抜かない日を積み重ねても

簡単に、また抜いてしまう。

 

てのひら一杯に抜かなかった日を集めたのに

なくなるのは一瞬・・・

 

 

こういう「0-100思考」って良くないんだけど

分かってるんだけどなかなかね・・・

 

なんとか一日で止めたい。

いや止める!!