叶姉妹のガールズトークに大反響で、たくさんのコメントが入っていた。
http://ameblo.jp/kanosisters/entry-10340692221.html
「結婚とは」に対する私の考え:
結婚とは、パートナーを生んでくれた親やご先祖さまと深く関わり、できれば次世代を育むことではないでしょうか。
恋愛は自分の生きている間だけの快楽の部分が大きいと思います(*^▽^*)
だから恋愛より結婚のほうが難しいことはたくさんありますが、家族とか一族というメンバーを増やせるのは結婚しかないと思いマス
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他のコメントを読んでみると、はっきりと2タイプに分かれているのがわかる。
「パートナーには経済力を期待したい」というものと「結婚はしてみるものだ」というもの。
どちらのコメントにもいまいち説得力を感じられなかった。
そこでふと、経営と結婚は、共通点のある営みだと思った。
企業は永遠を目指したいものであり、結婚する夫婦は1世代といっても人生の中では長く継続するものである。
最近、会社でちょっとしたアクシデントが起きた。
いくつかの業者がそのプロジェクトに関わっていたのだが、アクシデントとなると無視・無関心・無責任な態度をとってきた。
確かに業界的に不況で、そのうえアクシデントに巻き込まれるのはごめんだ、という本音もあると思うが、一緒のプロジェクトで利益を上げてきて、少しはおいしい思いもしてきているはずなのに、あまりに冷酷な姿勢に閉口してしまった。
「これからも長い付き合いだから」とか「困ったときはお互い様」という、旧いタイプの人間が減ってしまったのだと思う。
たまたまそのプロジェクトでは冷遇されてしまったが、弊社には昔ながらの良心的な取引先も多いので、そういう人たちと付き合い、また新しいパートナーとも出会えたらと思っている。
結婚でも、「玉の輿」とか「お金持ちと結婚したい」とハキハキと言う人が多いけれども、それもまた目先のニンジンのように食べちゃったらおしまい、つまり、「お金持ちでなくなったら離婚する」と宣言しているのと同じことだと思う。
たしかに、グリム童話の「金のガチョウ」が生むような金の卵が欲しくて結婚をするのは悪くないと思う。
しかし、金のガチョウの世話をきちんとしなければいけないと思う。
金のガチョウを上手に育てていけば、もしかしたら、これまでより倍の金の卵を生むガチョウになれるかもしれない。
逆に、金の卵以外には目もくれず、ガチョウを放置していたらどうだろう?
ガチョウが弱っていることに気づかなかったり、金の卵が小さくなってきたことに文句を言うだけでは、幸せが長続きしないと思う。
会社でも結婚でも、「せいぜい2・3年くらいは安定して食べて行ければ、その先もずっと幸せが続いていくだろう」という甘い展望の人が多いように感じる。
いまは会社や結婚をとりまく社会、経済、環境すべての変化が2・3年前とは全然違ってしまう時代である。
こういう時代に、まだ拝金主義でいると、イタイ目に遭ってしまう。
どんな荒波が来ても、ひるまず、中傷せず、支え合って前進していけるパートナーシップが、会社においても結婚においても、成功していくのだと思う。