お受験ワールド | 「かわいい子とは、世界を旅せよ」12才からの海外ボーディングスクール

「かわいい子とは、世界を旅せよ」12才からの海外ボーディングスクール

since 2010 春~ 

3児の海外ボーディングスクール留学記事、サマーキャンプ情報、最新のグローバル教育のトレンドを親目線で紹介しています!
2026年は、かわセカLABOも始動

愛子さまのひとつ上、2000-2001年生まれは、少子化で落ち込んだ世代なのだけれども、今年のお受験は長女のときよりも加熱している。加熱というのはずばり、少子世代なのに受験生の絶対数が多いのだ。やっと授かった一人の子だからこそ受験させたい、とも考えられる。

倍率がどんなに上がっても小学校受験で求められることは、何十年も変わっていない。
とくに子供に要求されることは、大きく分けて2つだと思う。
A.集団生活を乱さないか
B.学校好みの子であるか

Aは学力もそうだが、家族の生活スタイルなども含まれる(朝食や早寝早起き、親子関係など)。
Bは親の学校への理解度と、我が子の性格の把握が問われる。

とくに学校(国)がいまの子供たち(国民)に求めているのは、「コミュニケーション能力」だと思う。

バラバラな家族を結びつける営みをしているのは、幼児教室ぐらいなのかもしれない。これは幼児教室や先生が素晴らしいということではなく、いまの家庭のライフスタイルや、子育て環境について、親がちゃんと考え、見直す時間と空間を提供しているという意味で、である。

小学校受験では、今世紀にはありえない昔ながらのコミュニケーション能力を要求している。
もはや都心の公園はご近所の交流の場ではなくて、公園デビューに躊躇する親もいるのに、子どもには学校の先生に挨拶し、友達と仲良くしろと言う。

中学受験以上で、挨拶ができないから入学できない学校はないと思うが、お受験では初対面の先生と生後5年あまりの子が一人でコミュニケーションをとらなければいけない。

日常ではありえないシチュエーションだから、幼児教室で仮想コミュニティをつくる。

仕事で忙しいお父さんも、子供と向き合う時間がないと、すぐにばれてしまう。「夏に田舎に連れて行ってくれました」なんてイベントではごまかせない。子供はお父さんとどういう会話をし、家族の中でどういう存在と思っているのかまで正直に語ってしまう。

子供の学習環境を家庭にも求める学校は、とくにお父さんへの質問が細かい。「最近、どういうことで子供を叱ったか」「それに対して子供はどう反応し、親としてどうなってほしくて叱ったのか」などである。

お受験する子が増えても、いまの時代、かつての学校が可愛がっていたサザエさんみたいに毎日あれこれ会話のある家庭は、減っているのではないかとも感じる。
核家族だから、ノリスケさんのような家が多くて、漫画にもならない。

お受験の間だけでもサザエさん一家を演じようとする家族がいるというほうが、まだマシなのかな。。。
大学が全入学時代になるから、私大が生き残りをかけているが、東京の小学校は公立しか合併していないし。