木×仏像 大阪市立美術館 | とんぼのひとり言

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木×仏像(きとぶつぞう)-飛鳥仏から円空へ
日本の木彫仏1000年


天王寺にある大阪市立美術館で開催中。
GW初日。11時半頃。
入館の際、混んでいますかとたずねたら、
混んでいませんと苦笑いされた。
お昼過ぎから混んできた。
講演会があるせいかな?
14:00~15:30  美術館1階  講演会室にて
大阪市立美術館主任学芸員・齋藤龍一氏
テーマは「日本×木×仏像」
13時半から整理券配付、自由席。
並んで、席を確保したわニコニコ

やはり、講演会を聴いて良かった。
学芸員さん達の熱い思い。

国宝は1件、東大寺の「試みの大仏」
はっきり言って、メディア的にウケる
美術展ではないのだろう。

でもね。
工夫された展示方法
身長160センチの人が、仏さまと目が合う高さにしてあるとか。
有名な寺院の仏像と、地元の方が守り続けてきた知られていない仏像とを並べてあるとか。
阿弥陀座像を3件、比較できるように展示するとか。
そうそう、見ていて楽しいわあ、と思いながら聴いたわ。

「件」と数えるということを初めて知った。
四天王像は、まとめて1件。
大阪・大門寺の四天王立像と
奈良・新薬師寺の四天王立像と
を、同じ部屋で見ることができる。

ポスターになっている、宝師和尚立像。
この仏像の展示がニクいウインク
私達をお迎えしてくださる。
思わず手を合わせてしまう。
この部屋の地蔵菩薩立像4件を見ていて、
2件が前傾していて不思議だった。
なんで、倒れないの??びっくり
この疑問も講演会で解決。
なるほど~。
ところで、大阪・和光寺の地蔵菩薩立像は、「あごなし地蔵」というそうで。
なんで~?
蓮花寺の地蔵菩薩立像のほうが「あごなし」ではないか?と思うのは私だけ?
「あごなし」は私が考えるのと違うの?
心斎橋にある三津寺の地蔵菩薩立像に
お目にかかれたのは嬉しい。
どっしり重く、70キロだとか。
叔母のお店の近くの三津寺。

展示会場で、解説の意味がわからなくて、
あとで調べようと手帳に書いていたら、
ボールペンはダメと短い鉛筆みたいなのを
貸してくださった。
アンケート書くような、アレね。
途中にある休憩所のパネルで、そのわからないことの説明があって、すっきりおねがい
親切だわ~。

講演会までに見て、あとで確認して、
16時過ぎに退出。
私は、一人でないと行けないと再確認。

大阪に、
大門寺、和光寺、蓮花寺、長圓寺、
来迎寺、正明寺、孝恩寺、専修寺、
というお寺があることを初めて知った。
どこにあるんだ~?    行かないけど。
360度ぐるりと見られる贅沢爆笑




京都国立博物館の海北友松
奈良国立博物館の快慶展
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