人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語 -4ページ目

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

二十回目の長女の誕生日。


毎年、朝にケーキでお祝いして

夕食に好きなものを用意する、


というのが恒例だったけれど、


今年はおめでとうビデオを

朝、オランダの長女に送る。




日本の皆さま

おはようございます。




毎年恒例だったお誕生日が

今年からいっきに変わる。


冬の帰省も終わり

オランダに帰ってしまっているので、


今日のわが家は

ケーキも特別なご馳走もない。




(これは18歳の時の友人知人を招いての盛大なお誕生会の時の一枚。次女と共に!)




こちらでは何も用意しないかわりに

お花を贈ることにした。



長女が家にいたころ、

花を買うと

長女の部屋にも少しだけ飾っていた。



お花が部屋にあると元気が出るね!

と、


一輪挿しに生けるだけでも

とても喜んでくれていたのを

思い出した。



来月から新しい家に引っ越すことが決まっていて、


今は、以前の家と新しい家の間を

行ったり来たりしているという。



どちらにいるかを

なんとなく確認して


花を贈ったが、


うまく受け取ってもらえることを

願うばかりだ。




長女のことを思いながら

二十年前の今日をふと振り返る。



高熱が続き

救急車で病院医入って

帝王切開で

三週間早く生まれた長女。


その辺りの様子は

懐かしいこちらのブログをご一読ください。








イタリアの地での出産が

想定外の手術ということもあり、

かなり動揺しながらも


人生の波にあらがうことなく、

とにかく

一生懸命、流れに身を任せた。




出産後は以前の職場を

失うことが怖くて、

できるだけ早く職場復帰した。



本来ならば

ゆっくりと産休をとって

長女といる時間を作りたかったが



職人の世界でステージストから

そのまま職を得たとはいえ、


当時の待遇は

条件の良いものではなかった。




長女をシッターさんにあずけながら

仕事に戻った。




昼寝と夜の寝かしつけの時には、

毎回、日本語の絵本を読み聞かせた。



二つの国の血を引き継いでいるのだから

できれば日本語も自由自在に扱えるようになってほしい。


彼女にとっても将来選択肢が広がるだろう!

そんな思いで、できる範囲で日本語も熱心に教える。


こうして、母として走り続けた時間が

あった。




日本には毎年6月に帰り

保育園から高校まで

ひと月通わせた。



子供たちは二人とも

日本が大好きで

日本の学校もしっかりと楽しんだ。




そしてある時から

帰国の折にはジュエリーの個展やイベントを

行うようなっていた。




こうやって書いてみると

まるで人ごとのような

あっという間の二十年。



でも色々がんばってきたなぁ

と、


感慨深く思う。




そして、こうしてまた

長女は異国の地で、

自分の道を切り拓きつつある様子を見るにつけ、




無駄なことは何一つなかったのだ

と実感する。




やってきた選択が、

今いる場所と

今手にしているもの。



完璧にはほど遠いけれど、



私と主人の一番の目的だった


子供たちをしっかりと育てる!

というところは


及第点以上じゃないだろうか?

と少々自負している。



長女のいない

長女の二十歳の誕生日に、


思いを馳せる私だった。



ギルランダ短冊ペンダント 925シルバー ジルコニア 西洋彫り



 

海外制作ですが、日本語で対応しています。

サイズ感や着け心地など、

気になることがあれば遠慮なくご相談ください。


▶︎ 公式HP VersiColori 

▶︎ Instagram 





テニスのオーストラリアンオープンが始まり

PCやタブレットの前に釘付けの日々になる。



日本の皆さま

おはようございます。



特に一、二回戦は

見たい試合が山ほどあるので、



各コートの試合状況をチェックしつつ、

チャンネルを変えながら

ここぞというシーンを見逃さないように努める。



家事の合間や

制作の合間に観戦するのだが、



外出していてライブ観戦できない時は

帰ってからオンデマンドでチェック。




グランドスラムとなると

プレーヤーの

勝利へむけての執着も増すので、


見ているこちらも熱くなってしまう。



また以前は

男子の試合にしか興味がなかったのだが、

今は女子の試合も、たくさん見るようになった。



女子の試合を見る時は

イメージトレーニングではないけれど、

ボール配置などを興味深く見入ってしまう。



男子の場合は

尋常じゃないプレーの連続を

惚れ惚れとしながら

楽しむだけに

見ているという感じである。




そんなふうに

トップ選手の試合を見ていると

自然と自分のテニスのことも考える。



先週ひと月ぶりに

復活したテニスレッスンも


回を重ねるごとに

動けるようになっているのが

嬉しい。






術後の耳の下の傷は

もっと早く気にならなくなると

思っていたのだが、


まだまだ、ひきつる感覚があるので、

サーブの時などは無理しないよう

気をつけ、


またラリーも全力で打つことはしていない。





そしてせっかくの機会なので、

省エネテニスを自分のものにできればと

思っている。





さてここからは

オーストラリアンオープンの一回戦の話。



日本の若き期待の星、

坂本君がフルセットのすごい試合をしていたので、


そちらの応援に熱くなっていた。


坂本君は残念ながら

あと一歩足りず、敗退。



本日楽しみにしていた

ヤニック・シナーの試合が、

すでに始まっていた。




相手選手が途中で棄権したこともあり、

彼の試合を味わう前に、

あっという間に

終わってしまったという感じだ。






一番見たかった試合は、


最近勝てなくて心配している

ご贔屓選手チチパスと

日本の望月君の試合。



試合内容は、

望月君がとった第一セットは、

中々面白かったが、


後半は

全体的にはミスが多いし

(特にチチパス側から見ると)


ラリーのボールも浅くて、



見ていて、

感嘆する試合内容ではなかった。




そして観戦していて一番ハラハラしたのが

なおみちゃんの試合だった。


全く心配していなかった相手に

窮地に追い込まれていたようだったので


チャンネルを変えて

応援する。



テニスは、変な力が入りすぎると、

ボールが飛ばなくなる。


集中しつつも

身体は適度にリラックスしていることが

大切なのであるが、


この時のなおみちゃんのボールは

走っていなかった。


だから相手はラリーが続き、

ラリーが長引けば、

結局なおみちゃんのミスで終わるという

パターンに陥っていた。


ミスが重なるほど、身体に力が入り

身体がかたくなるほど

ボールの威力は思ったほど出ない。




第3セットの終盤でブレイクされた時には

絶体絶命だな?

と思ったが、

すぐにブレイクバックに成功して

その後はいっきにたたみかけた。


切り替えがうまくいって良かった。




ご贔屓選手たちが

一回戦敗退だと

楽しみが一つ減るから、


こうして勝ち残ってくれて、

ほっと安堵のため息をつく。



これから二週間、

試合を見て狂喜乱舞する毎日が

続きそうである。


エキサイティングな毎日に

感謝‼️




キャットリング 925シルバー ゴールドメッキ エメラルド



日々のフィレンツェの光や時間の中で、ひとつひとつ手作業で制作しています。


現在ご案内できる作品や、オーダーについてのご質問は

下記リンクよりお気軽にどうぞ。


▶︎公式HP VersiColori 

▶︎ Instagram (DMも開放しています。)



 








長女がオランダに帰り、


また以前の日常が戻り始めた

今日この頃でしたが、


次女と買い物に出掛けて

長女不在の寂しさが、


ほんの少しやわらぐ。




日本の皆さま

おはようございます。




次女は14歳で、

日本では中学二年生の年齢ですが、


こちらイタリアでは9月から高校一年生。



授業は、月曜〜土曜、

朝8時から14時まで

ランチなしに授業がある。


おやつにサンドイッチなどを持参して、

短い休憩時間にそれを食べる。



帰宅するのは14時半なので、

そこからわが家のランチ。


テニスのある日は、大急ぎでランチを食べて

テニスコートに向かう。


息つく暇もないくらいの

スケジュールなのだが、


この前の土曜日は

次女のクラスは休講があり、

12時に学校を出られることになった。



友人と集って

どこかに行かないのであれば、

買い物に出掛けて、

そしてランチでもしよう!


ということになる。




シニョリーア広場を通って、


次女の学校近くの橋のたもとで

待ち合わせをする。




重いリュックを背負ったままの買い物は

少々かわいそうだが、


家に一旦帰ってから出かけるよりも

効率的だ。


時間に追われている次女にとっても

こちらの方が好都合なのである。




セーターやパーカーを

これが似合う、

これはイマイチ!

などとチェックしながら、



二店舗目では、

ジーンズを何本か試着するのに付き合う。



土曜日なので、お昼時でもまずまずの人の量。



人ごみが大の苦手の私は、


夕方の人の量を想像するだけでも

恐ろしくなる。



次女は、今まで持っていなかったタイプの

ハケで色が重ねてあるデコラティブなジーンズに

決定する。


サイズは若干大きかったのだが、

まあすぐに背が伸びるでしょう!

との結論で、そちらを選ぶ。



ドゥオモの横を通り過ぎながら、

長女が気に入っていたお店にも

寄ってみる。


一緒に買い物に行って、

私もそこでパンツを買ったことが

懐かしく思い出される。



長女と次女は

趣味がかなり異なるので、


そのお店は

次女にとってはちょっと違ったようである。



いくつかの店をハシゴしながら、


ランチはお寿司。


新鮮でコスパが最高な

IEIEへ行く。


久々である。





サーモンの握りの桶を抱え込んで、
にっこりの次女。

私は、寿司ミックス。





唐揚げも食べたいとのたまうので、




追加して、

スーパードライもいただく。


自分で握るお寿司よりも

しゃりも、魚も

柔らかで口当たりが良い。


魚を買っているところは同じなのに

なぜにこうも違う?


と、やはり職人技にうなってしまう。




美味しいお寿司とビール、


そしてチビだと思っていた次女と


地球温暖化などの真面目な話を

語り合うことができて、



なんだか感慨深かった。



皆がお肉を食べるのを

一週間に一回にすれば、


温暖化の流れを食い止めることができる


など、授業で習ったことなどを話してくれた。



飽食に慣れ親しんでいる

先進国の人々が、

温暖化の課題が、

いくら直近に迫っているといっても



こういう食生活ができるかというと


かなり難しいだろう。



ほぼ毎日、何かしらの肉製品を食べているのを


まずは週二日、

あるいは三日

控えてみる


ということならば、できるかもしれない。



温暖化、温暖化と騒いでいても


子供たちが大人になった時、

今のような暮らしはまだ続いているだろうと

疑わない人々が大多数だから


何も変えようとしないのだろう。




また同世代で

子供を作らない決断をした人たち。



自分たちが去った後、

子供たちがひどい環境の中、

生きていくのが忍びない。



こういう理由で決心した人々も

少なくない。


どちらが

エゴイスティックな生き方なのかは

分からない。




私は次女との話ではっとした。


私自身、


今、家族を養っていくことに一生懸命で、

遠くない未来の地球について

考えが及ばないでいた。



気づいた時から、

何かを始めるしかない。


心の中で、

自分のできることを探していく。



浮かれた気分と

神妙な気分がないまぜになった

次女との半日だった。




バッケ ピアス

925シルバー ゴールドメッキ ラピスラズリ



今日ご紹介した日常や制作の延長線上で、

生まれているのがVersiColoriのジュエリーです。


気になる作品がありましたら、サイズや素材、オーダーについても、お気軽にお問い合わせください。


▶︎公式HPはこちら VersiColori 

▶︎Instagramでは最新の作品や制作風景を紹介しています。Instagram