二十回目の長女の誕生日。
毎年、朝にケーキでお祝いして
夕食に好きなものを用意する、
というのが恒例だったけれど、
今年はおめでとうビデオを
朝、オランダの長女に送る。
日本の皆さま
おはようございます。
毎年恒例だったお誕生日が
今年からいっきに変わる。
冬の帰省も終わり
オランダに帰ってしまっているので、
今日のわが家は
ケーキも特別なご馳走もない。
(これは18歳の時の友人知人を招いての盛大なお誕生会の時の一枚。次女と共に!)
こちらでは何も用意しないかわりに
お花を贈ることにした。
長女が家にいたころ、
花を買うと
長女の部屋にも少しだけ飾っていた。
お花が部屋にあると元気が出るね!
と、
一輪挿しに生けるだけでも
とても喜んでくれていたのを
思い出した。
来月から新しい家に引っ越すことが決まっていて、
今は、以前の家と新しい家の間を
行ったり来たりしているという。
どちらにいるかを
なんとなく確認して
花を贈ったが、
うまく受け取ってもらえることを
願うばかりだ。
長女のことを思いながら
二十年前の今日をふと振り返る。
高熱が続き
救急車で病院医入って
帝王切開で
三週間早く生まれた長女。
その辺りの様子は
懐かしいこちらのブログをご一読ください。
イタリアの地での出産が
想定外の手術ということもあり、
かなり動揺しながらも
人生の波にあらがうことなく、
とにかく
一生懸命、流れに身を任せた。
出産後は以前の職場を
失うことが怖くて、
できるだけ早く職場復帰した。
本来ならば
ゆっくりと産休をとって
長女といる時間を作りたかったが
職人の世界でステージストから
そのまま職を得たとはいえ、
当時の待遇は
条件の良いものではなかった。
長女をシッターさんにあずけながら
仕事に戻った。
昼寝と夜の寝かしつけの時には、
毎回、日本語の絵本を読み聞かせた。
二つの国の血を引き継いでいるのだから
できれば日本語も自由自在に扱えるようになってほしい。
彼女にとっても将来選択肢が広がるだろう!
そんな思いで、できる範囲で日本語も熱心に教える。
こうして、母として走り続けた時間が
あった。
日本には毎年6月に帰り
保育園から高校まで
ひと月通わせた。
子供たちは二人とも
日本が大好きで
日本の学校もしっかりと楽しんだ。
そしてある時から
帰国の折にはジュエリーの個展やイベントを
行うようなっていた。
こうやって書いてみると
まるで人ごとのような
あっという間の二十年。
でも色々がんばってきたなぁ
と、
感慨深く思う。
そして、こうしてまた
長女は異国の地で、
自分の道を切り拓きつつある様子を見るにつけ、
無駄なことは何一つなかったのだ
と実感する。
やってきた選択が、
今いる場所と
今手にしているもの。
完璧にはほど遠いけれど、
私と主人の一番の目的だった
子供たちをしっかりと育てる!
というところは
及第点以上じゃないだろうか?
と少々自負している。
長女のいない
長女の二十歳の誕生日に、
思いを馳せる私だった。
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