人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語 -3ページ目

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

フィレンツェは雨続きの今週。


テニスコートも水びたしで、

室内コートしか使用できない日が

続いています。





日本の皆さま

おはようございます。



雨にも負けず、風邪にも負けず

ではありませんが、


完全防備で自転車にてテニスクラブに向かい、


二時間レッスン。




後半のシングルスの試合形式も


術後一月半でも、良い感じに試合が運べていて

嬉しい。




レッスン中はどしゃぶりだった雨が、

外へ出てみると

こやみになっていた。


とても、ついている私。




このツキを信じて?

そのままお隣の街、バーニョ ア リーポリの

メッキ工場まで自転車を飛ばす。



雨には降られなかったが、


仕上がっている品が一つ足りない…




実は昨年末にも

同じようなことが起きていて、


その時は作品が、

出てこなかったので、

一から作り直す

という苦い体験があった。




工場の人があちこち、探して

なんとか見つかる。


そのまま少し待って、

パラジウムメッキをかけてもらうことにした。




焦ったが、

この工場の様子を見ていて、


次回からは、

確認の方法を変えようと心に決める。



ついていると思った矢先の出来事。


結果的には大切な学びとなった。





そして今度は

オーストラリアオープンのテニス観戦。




誰かさんが椅子の上を占領しているので、

私は仕方なくバランスボールに乗って観戦。



アルカラスとズべレフの

ものすごい試合を見て感動したあと、


われらがヤニック・シナーが

まさかの準決勝敗退!


これには、かなりがっかりしたけれど、



気持ちを切り替えて、

作業台へ向かう。





さて、ここのところの制作だが


昨年から持ち越していた

大小のハートパーツのゴム型ができたところ。


これらを組み合わせて作品作りに

取りかかる予定である。




ハートが羽ばたく?

ちょっと羽っぽいハート形。



私は可愛いらしいモチーフは

あまり作品には用いないのだが、


春に向けての

そわそわ、わくわくする浮き立つ心を

形にしてみた。



甘すぎない

大人のハートアクセサリーができると良いなぁ。






上がったり、下がったり、

この波乗りを楽しむのが人生の極意。



落ち込んだり

喜んだりする

自分の気持ちを観察しながら

淡々と今日も制作に励みます。



フィオル ダ フィオーレ ピアス(小) 925シルバー ブルーアゲート 西洋彫り




今日ご紹介した日常や制作の延長線上で、

生まれているのがVersiColoriのジュエリーです。


気になる作品がありましたら、サイズや素材、オーダーについても、お気軽にお問い合わせください。


▶︎公式HPはこちら VersiColori 

▶︎Instagramでは最新の作品や制作風景を紹介しています。Instagram


 






術後一月半。

すこしげんきになったからこそ、

無理しそうになる自分に気づく。




日本の皆さま

おはようございます。




テニスレッスン復活を果たして

二週目に入り、


調子を取り戻して来た感あり。


術後、お酒は以前より控えめにしていて、

レッスンの前の日は飲まない。




しかし、レッスンのあった日の夜は、

身体も心も開放的な気分になって

ビールやワインを飲む。



量はやはり以前より少ない。



しかし、飲んだ時と飲んでいない時の

翌日の体調の違いが、

以前よりも歴然として来た。



飲んだ日の夜は

睡眠中に目覚めやすく、

その後寝つきにくく


そして翌日は、

体調がパッとしない。



手術前は、ほぼ毎日晩酌だったのだが、

翌日の違いは、ほんの少し。


だからテニスシングルスの試合をする時だけ、

前日はお酒抜きとしていた。



まだ身体が本調子ではないのか?


それとも以前よりもお酒に敏感になったのか?



それは定かではない。




前日たくさん飲んだわけではないのに

今日は朝からパワー不足だった。




他の日も

ぐだぐだと愛猫とごろごろしていることも多く、


いくらでも寝落ちできるので、



なんだか怠けすぎかなぁ?



と少々自己嫌悪に陥りそうにもなっていた。





「まだまだ疲れやすいのは、術後一月半だからなのだろう。」



と、主人に言われて


はたと気づく。




耳はしっかり聞こえるけれど、

感覚はまだ完全には戻っておらず、


その違和感を抱えたままの毎日である。




確かに、気持ち悪い感じは常にある。



が、これらは半年間かけて

ゆっくりと改善していくものらしいので、




しばらくは、このヘンテコな感覚と

共存していくほかない。





テニスもして、

自転車で今まで通りに

フィレンツェの街を走りまわり出したから、



さあ、やるぞ〜

意気揚々と



他のことも

通常通りすべきだと思ってしまった。





そんなに飛ばさなくて良いのだな!

と思うと、


気が楽になった。




やりたいことはやって、


あとは、少しずつ。


これでよし‼️




罪悪感が顔を出して、



ねばならないモードが私の中で

主導権を握りそうになっていたところを



主人の優しい言葉が


柔らかな世界に

引き戻してくれた。




生産的なことを何一つしない愛猫は

そこにいてくれるだけで、

皆が幸せなのだ。





愛猫を見習って、

皆の愛情に甘えて

好きなことをたっぷりとして



ゆっくり

のんびり進んでいこう。


好きなことである彫金作業は


オーダー品制作も順調に進み、


(上の写真は西洋彫りを入れる前)


(こちらは彫りが入ったところ)





ここのところ、

実験的な試みを重ねる日々。




自分のためのものを、

今日はちょちょっと、作ってみた。



素敵に仕上がると良いのだが、


かなりレアなデザインなので、

シリーズ化はしないと思われる。



石を入れて出来上がったら、

またブログ内で

この不思議な一品をお見せしますね。



左右のデザインが異なるピアスが、

何をイメージしているか?


なぞなぞみたいな質問を

皆さまに投げかけるかもしれません。





ギルランダ サークルペンダント ピアス 925シルバー ジルコニア 西洋彫り





 

海外制作ですが、日本語で対応しています。

サイズ感や着け心地など、

気になることがあれば遠慮なくご相談ください。


▶︎ 公式HP VersiColori 

▶︎ Instagram 








日本の皆さま

おはようございます。



テニスのオーストラリアンオープンから

目が離せない日々が続いています。








二週目を迎え、

強豪同士の面白い試合が

めじろ押しとなってくる。



残念ながら、推しの選手たちが消えて行き、

少々さみしい気分もありますが、



イタリアンスターの

ヤニック・シナーや

ロレンツォ・ムゼッティ



などが残っているので、

やはりPCやタブレットの前から

離れ辛いのは事実。




時差があるので、

イタリアの深夜時間の試合は

無理をして見ることはしていないけれど、



オンデマンドで

三回戦のヤニックの試合を見て

驚く。





セットカウント1-1、

第3セット途中から足がつり始め

その痙攣は手にまで広がっていった。



絶体絶命の時に、

ヒート ルールが適用され

センターコートの屋根が閉められることになった。



この日の気温は異常に上がっていたようで、

他のコートでは試合が完全に中断していた。



この数分間の休憩でヤニックは救われる。




試合が再開した時も、

相変わらず身体の硬直は残っていたが、


屋根が閉まる前ほどではないようだった。



第3セットは、無理だと思っていたのが、

走れなくてもヤニックが挽回していった。



相手選手は、左右に走らせれば良いだけなのだが、

これができなくなっていた。


数歩動くだけでボールを捉えることができれば

ヤニックはウィナーを打つことができる。




不思議なことに

怪我や体調不良で、いつものように動けない相手を


容赦なく叩きのめすことは、


ものすごく難しい。




今回の試合だけでなく、

弱っている相手の方が結局試合に勝つ

という結果を

幾度か見たことがある。



まさか!

と思うが、本当のことである。




そして、身体がこんな状態になっても

パニックにならずに

最小限の力で試合を続行して


水分やミネラルが身体に戻って来て、

硬直が去るのを

焦らず待ったヤニックが素晴らしいのは事実だ。



これでも勝てるのだから

強いわけである。



ヤニックのテニスの試合から

学ぶことは、本当に多い。



相手をリスペクトする様子は

昔からNo.2になった今まで変わりなく、


相手を挑発したり

おとしめるような発言や行為は

一切ない。



真面目すぎて面白みがないという

イタリア人たちもいるが、



こういうプレーヤーが

勝ってくれることは、


子供たちのためにも良い。



才能豊かでやんちゃなタイプに

人気が集まるのは当たり前。



地味だけど

練習熱心で

心優しくて、そして強い。


そんなところに惹かれる人も少なくないと思う。




心の強さを感じる今回の一戦。



状況を嘆かず、

受け止めて、

その中でベストを尽くす。



天はきちんと見ているなぁ、

と、

ヤニックを救った

屋根開閉のための数分の休憩を

思い出す。



環境に文句を言わず、

逆境に落ち込まず、


今いる場所で

今持っているものに感謝しながら

できることを淡々と進めて行こう。


できれば、微笑みを浮かべながら。


そんな思いが試合後に

込み上げて来た。




                      キャットリング 925シルバー ゴールドメッキ エメラルド




今日ご紹介した日常や制作の延長線上で、

生まれているのがVersiColoriのジュエリーです。


気になる作品がありましたら、サイズや素材、オーダーについても、お気軽にお問い合わせください。


▶︎公式HPはこちら VersiColori 

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