制作活動、テニスレッスンと盛りだくさんの日のおもてなし料理 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。


昨日はドイツ人のシニョーラを招いて、わが家で夕食。



毎年、主人のイタリア語をレッスンを受けに1、2週間来てくださる。


これはわれわれの結婚前からなので、彼女とは家族ぐるみのお付き合いも長い。




この日はグループでのテニスレッスン後、

コーチアルフォンソに、初級グループに新入りさんが入るので、それ以外の人とちょっとラリーしてあげてほしい!

と残ることを打診される。


やることはいっぱいあったが、少しだけラリーにつきあう。




ある程度の深さのボールで、ラリーを続けることだけに集中する。


絶対に自分からはミスしないように気をつけ、ラリーしやすいボールを打ち続けた。


これは私にとっても、ものすごく良い練習になる。

夢中になると、相変わらずボールに近づきすぎるが、最初から続ける目的でラリーをしていると、ボールとの距離をしっかりと意識できる。


レッスンと合わせると2時間近くテニスをしていたことになるが、

その後大急ぎで家に帰り、

いつもよりも入念に掃除をする。


家のことをあれこれしていると制作時間が少なくなるが、これも動画を撮りながら進めたい。

動画撮りなどしていると更に時間を要するが、


とにかくやり始める。




夕方17時過ぎから夕食準備にかかったのだが、やはりちょっと詰め込み過ぎたようで、


19時半の夕食時間、ギリギリに何とか間に合って、


ふーっと大きく安堵のため息をついた。


長女に、胡桃を割るのを手伝ってもらわなかったなら、きっと時間オーバーしていたことだろう。


客人の到着ブザーを聞いた時に、彫金作業台の上を片付け始める始末だったが、

ぴったりのタイミングで用意ができた。


ここのところ三連ちゃんで活躍している焼きカプレーゼ。





そしてネクタリンを使っての前菜。





こちらについてはお料理の先生でもある友人のレシピを使用していることは、以前のブログで触れているので、詳しくはこちらをご参照いただきたい。






いちじくを使っての一品に挑戦しようかと思っていたのだが、先日の青空市場でも気に入ったものを見つけられなかったので、梨を使ったレシピで、プリモピアットを作る。


洋梨を2個ほどカットして、バターで炒め、そこに牛乳とゴルゴンゾーラ、胡桃をミキサーで砕いたものを加えて、軽く煮たてるだけの簡単パスタソース。


パッパルデッレという太い麺を使う。


最後に手で砕いた胡桃を乗せて出来上がり。




洋梨がもっと適したものがあるのかもしれないのと、分量がかなり適当だったので、今後改良の余地はあるが、

長女は

美味しい〜

を連呼してくれたので、及第点であろう。


セコンドピアットは、お得意のペポーゾ。

牛肉の黒胡椒赤ワイン煮込み。


オーブンに入れっぱなしでおいしく仕上がるので、お客様を呼んでの夕食の時には、わが家ではかなり頻繁に登場する一品。

オーブンの空いた段で、ズッキーニのパルミジャーノ焼きを作るのも定番。こちらがコントルノ(付け合わせ)となる。



時間的には、全てギリギリだったこの日、意外にもその瞬間、瞬間を味わえた気がする。


余白はなかったが、やりたいことをギュッと詰め込んだ一日となった。




お料理が得意とは言えない私は、客人を招く時は、かなり余裕を持って用意し始めるのだが、


それだと、いつまでたっても夕食に焦点を当てた一日となって、他のことができなくなる。




もちろん、それでも良いのだが、


彫金作業ができなくて、客人を招くことメインの一日なってしまうと、

人を招待すること自体が、

自分の中でしなければならないカテゴリー🟰ネガティブな事項として位置づけられてしまう。



それを払拭するためにも、


いつでも余裕綽々なイタリア人か


お料理上手の日本人の友人たちを見習って、


「遅くから準備しても、余裕余裕〜」

と自分に言い聞かせながら取り組む。

コンフォートゾーンから、少しだけ出てみる。



やればできるものである。


お客様を招いての夕食の日に

テニスも、彫金制作もできたことに、満足している。


1%の改善をいろいろなところで駆使していければ、

確実に、より良い方向へと暮らしを形作ることができると実感。


行きつ戻りつしながらも、テニスも彫金も、

そして家事も、


亀の歩みで成長していけたら嬉しいものである。



キャットリング 925シルバー エメラルド 




今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪



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