女性が自信を失う年代を元気づける装飾品 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

皆様


おはようございます。


今年の個展は10回目の記念すべき年なのだが、


手伝ってくれていた友人たちが、恐ろしく忙しくなっていて、


それでも厚い友情からか、本当に無理をして時間をやりくりして、話し合いに参加してくれている。


申し訳ない思いと共に、


しっかりせねば❗️

と自分に発破をかける。


個展前日は、皆でセッティングするのが常であったが、今年は皆の仕事の都合で、一人でのセッティングとなりそうである。


その前に、ある程度の机の配置などを話し合うために、週頭にベイサイドスクエア皆生ホテル


にて少しだけ話し合いを行う。




一人の友人は、この日も参加が難しかったが、


机の配置と、どこにどのシリーズを置くか?

ということが決まっただけで、


かなり私の頭の中が整理される。


10年分のDMもラミネート加工して、準備した。


ホント、10回もがんばったよなぁ。





二人の親友の一言から始まった個展。


そして、母校の文化祭の名前をもじり「大人柏葉祭」

と名付けて、楽しみ盛り上がり、


大いに手伝ってくれた彼女たちの力がなければ、こんなに続けることは、できなかった。


あれから月日は流れ、彼女たちも仕事で要職につくようになり、以前ほど気楽に時間を捻出できなくなってきたようだ。


年齢も重ね、私自身も体力に自信がなくなりつつある。

昨年の夏の帰国時に体調を壊したこともあり、今年は詰め込みすぎないイベント体制を敷いた。


私は少し余裕があるのに、彼女たちの大変さを垣間見るにつけ、

ああ、負担になりすぎませんように。


と祈るような気持ちになる。


50代に突入して、私は以前に比べて不安が大きくなった気がする。

外国に住んでいること、

今後もこのように日本とイタリアを行き来する生活が、どれくらいできるのだろうかということ、


肉親の死を経験して、

私はどこで死んでいくのだろうか?

その後、ハーフの子供たちは対応できるだろうか?

彼女たちはどちらの国に根をはって生きていくのだろうか?


などなど、考えだせばキリがない。



しかし、ふと、辺りを見渡すと、


私だけではないかもしれない!


そんなふうに感じることも多くなった。


環境はそれぞれ違えども、自信みなぎっていた頃を過ぎ、

人生の秋口に差し掛かってきて、うっすらとした疲れや寂しさを纏い始めている。


もちろん、何歳になっても元気溌剌な人はいる。


私もテニスをしている時は、そちらの部類の気分であるが、


年がら年中、それを維持できているわけではない。



日本に戻り、街を歩いていると、覇気のない表情に気づくことがある。


他人の中に見出したものは、私を投影しているもの。


おっといけない。


病は気から。


幸福は笑顔から⁉︎


楽しいから笑うのじゃない!

笑うから楽しくなるのだ!


ラッキョウが転がってもおかしかった高校生の頃って、


多分この後者だった気がする。


まずは笑顔だ!


そう思い口角を上げる。


そして、思う。


同世代のちょっと自信を失いかけた女性たちが、元気になれる装身具を私は提供していきたい!

と。


子供たちにお金がかかるから自分にはお金をあまりかけられない。

ファストファッションで事足りるし、

もう若くないんだから冒険なんてしなくても良いかな?


ちょっと投げやりな

諦めがちな空気を打ち破るべく、


心踊るもの!


をテーマに私は装身具をご提供したい。


身につけていて、

元気が湧いてくる。


気分が上向きになる。


口角が自然に上がる。


そんなふうに

幸せになれる素、


小道具の一つとして、


大切なものの一つに加えていただけるように、フィレンツェで丁寧に一つ一つ制作してきた装身具たち。


今週末に皆生ホテルにて、皆様をお待ちしています。


あなたと呼応する元気の素を、探しに来てください。


作者である私もお会いできるのを心待ちにしております。



それでは、今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




🔹皆生ジュエリーイベント🔹







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