指先に花がとまるリング | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


おはようございます。


4月も半ばに入り、

私も制作へ向けてテンションが上がってくる。


2月のプロモーションでオーダーいただいたお客様や

プレゼント企画のお客様の元へも、無事

フィオル ダ フィオーレ

シリーズの


リングが届き、


そして着装写真が送られてくる。


皆様、素敵に身につけてくださり、制作者として感慨深い。









そしてただいま、

18Kイエローゴールドにて同じリングを制作中。







シルバーよりもゴールドの方が金属として扱いやすいし、磨いた時の輝きは一層で、作っていてとても気持ちが良い。


ところが彫りの段階となると、手強い。

やはり硬いのである。





その分、彫った線も美しく出るわけだが、非力な私は、幾度も幾度も同じ線の上を辿っていく。


こちらには、スモーキーなブルーが大人っぽいロンドンブルートパーズが入る予定。


オーダーの傍ら、もちろん、帰国時のイベントで展示する作品作りにも余念がない。


帰国まで一ヶ月半ちょっとである。


もっと焦っても良い頃なのだが、

不思議にも焦りはない。


最後の最後まで、


こんな風に落ち着いて終えられると良いのだが。




月曜朝一のテニスレッスンもようやく屋外となり、青空の下、ブルーマンデーも心地良くスタート。


しかしちょっと動くだけで、汗ばみ、


息が切れる。


屋内の時は、感じなかった疲労感が外コートにはある。


ということで、今週末のクラブ内トーナメントは、午後スタートで屋外なので、


アラフィフの私には、結構きついが、


若者たちに混ざって、楽しみたいと思っている。




今回はグループレッスンメンバーが、ほぼみんな参加予定なので、応援もできて楽しくなりそうである。


レッスン後、サントスピリト広場で、レッスンメンバーの韓国人ヤンスンとカフェをしたのだが、それはいつもとは異なり、

石留め職人の元に寄ってから。


ようやく工房移転が終わったようで、新しい工房へ赴くと、

住所のパラッツォは正面玄関が、カフェ、レストランの入り口で、まごつく。




誰もいなかったので、そのまま入り、テーブルセッティングもしてある中を通っていくと、右手にインターフォンが出て来てほっとした。

そこから三階まで上がって、まるで秘密の隠れ家のような、石留め職人の新しい工房に到着する。


こういう不思議な作りの建物に出くわすと、宝探しをしているかのようなわくわく感がわきおこる。





本日二度目の朝食を食べて、おしゃべりに花を咲かせ、

エネルギーチャージをして、


家に戻って、彫金作業スタート!


ブルーマンデーも快調にスタートを切った今週。


素敵な一週間にして行きましょう!


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。




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