フィオル ダ フィオーレ 新作の名前の由来は⁈ | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

ようやく新作のネーミングが決まる。

Fior da fiore フィオル ダ フィオーレ。

毎回、文学の畑に身を置く主人にネーミング案を尋ねる。

あれこれと言っていたが、最後はこちらに落ち着く。

フィオーレはイタリア語で「花」を意味し、直訳すれば「花の中の花」とでもなるだろうか?

ダンテの「神曲」煉獄篇 第28歌の中で、マテルダ夫人が、様々な花が咲きほこる小径を、歌いつつ、花を摘んで行く様子が

「Fior da fiore フィオル ダ フィオーレ 」という言葉で表されている。

現代のイタリア語でも、選りすぐる、選び抜くなどの意味で用いられている。


花をモチーフの今年の新作を見た瞬間から、花という言葉から派生する何かを名前にしたいと、主人は思っていたようだ。




またもやダンテの「神曲」からで恐れ多いけれど、
主人とのコラボレーションとも言えるこの名前付けは、楽しみの一つでもある。


家族がざわざわとしている空間に、作業台を置き、コツコツと作ってきた。

うまく行かずに、当たり散らすことがあっても、そんなダメな私を受け止めてくれている主人や子供たち。

私の作品は私だけで、できあがっているのではないという思いもある。

彼らのサポートによるコラボレーションとも言える。

私はぱっと見、明るく、なんでもすいすいこなせているように思われるが、実はかなり弱くて小さい。

そして、一見、ひ弱そうに見える主人が実は強い人なのだ。

一人より二人。
二人より三人。そして四人と、わが家族は増えていった。

こうやってみんなの力添えによって、一歩一歩進んでいけることに感謝したい。






どんな人でも花を咲かせている。

あなたの花はどんな花でしょうか?

花の中の花を見つけてみてください。


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