日曜日、行ってきたのは・・・
本田武久 ハートフルコンサート
本田さんは、秋田県出身のテノール歌手です。
秋田では、有名な方ですが・・・なぜかというと・・・
転移するガンを発症されていて、闘病生活を送りながら意欲的に歌手活動をされているから。
いつか、その歌声を聴いてみたいと思っていました。
今回、声をかけていただいたので、かおりんとお出かけ
本田さんは、小柄で優しいお顔の方です。
穏やかな表情と声・・・とてもそんな大変な状況であるとは思えないほど。
舞台に出てこられると、会場にフワっとした空気が流れました。
そして、1曲目・・・その声は、優しく心に響くものでした。
どうして、こんな状況の中でこんな穏やかで優しい声で歌えるんだろうか・・・
本田さんは、全身にガンが転移しています。
右足を切断して義足をつけての舞台
そして、先週は脳腫瘍の手術・・・その後吐血・・・
普通は死と直面すると、怖くて冷静でいられなくなるはずなのに
本当に冷静に穏やかに、自分の今の状態を話されていました。
こんな方が、本当に強い方なんでしょうね。
自分の話をする事で、ガンという病気を理解してもらおうと・・・
そして、ガンを患っている方々を元気づけようと・・・
印象的だったのは、ガンは人生のまとめをする時間が与えられているという言葉
残された時間をどのように使って、自分の一生をまとめるか・・・
その考えがあって、今の活動をされているんだそうです。
・・・すごい強さ、優しさを持った方です。
今、生きている事、生かされている事に感謝しなくてはいけません。
そして、今できる事を、一生懸命やらなくてはとも思いました。