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しなやかに美しく生きる -Angelic Life-

“幸せな日々をかろやかに過ごす” が、私のテーマ。
誰もが光り輝く天使のような存在です。

 

1月末から2月にかけて1ヶ月近くヨーロッパに滞在してきました。

 

内容をざっくりと記しておきます。

何かのご参考になれば幸いです。

 

 

今回の旅の目的 : ヨーロッパでのアパート滞在を体験する

 

  1つの街に1週間の滞在。

  その町から日帰り可能な町へも遊びに行く。

 

 

 

 

 

寒いのが苦手な私は冬の東京から逃避したかったのです。

(行ってみたらセゴビアやエルエスコリアルは寒かったけれど)

 

 

滞在したかった街

 気候が温暖

 地中海沿岸

 私の感覚に合う街の景観

 私好みの歴史・文化を有する

 日帰り可能な魅力的な町が周囲に存在する

 

私が選んだ町はフランスのアンティーブとスペインのマラガ。

 

 

アンティーブとマラガを結ぶ空路の直行便がありません。

どこを経由するか?

 

この2地点を繋ぐ、魅力的で寒くない街。

 

 

マドリード

 

マドリードとアンティーブ(ニース コートダジュール空港)は飛行機の便が有ります。

マラガ・マドリード間は鉄道移動でも時間的に苦になりません。

 

 

 

正直に言うとマドリードの街に強く惹かれているわけではありませんでした。

 

マドリードに1週間滞在しようと思った理由は...

 スペインが好き

 もう30年以上も行っていない

 ピカソのゲルニカを観たい

 日帰り可能な魅力的な街が幾つも在る

 

 

 

 

 

 

 

さて、

アンティーブ(ニース コートダジュール空港)とマラガは

どちらも東京からの直行便がありません。

どこかを経由することになります。

 

ならばあまり寒くない街を経由してその街も楽しもう。

 

という訳で私の好きなローマを通ることにしました。

 

ローマは暖かいイメージが少ないかもしれませんが、

他のヨーロッパ主要都市を思い描いてみてください。

 

ほら、ローマが暖かい気がしてきたでしょう?

 

実際、1~2月でも晴れの日中はサングラスが無いと辛いです。

 

 

 

 

 

マラガはアフリカに近く、ヨーロッパの中でもかなり暖かい地域。

 

先に、冬でもかなり暖かいマラガへ飛び、

春が近づく頃アンティーブに滞在することにしました。

 

 

 

 

ヨーロッパも美術館は月曜休みが多い。

 

そのため、月曜日を移動日に当て

前後のローマで2泊する日程を組みました。

 

 

 

結果、

一粒万倍日で新月の1月27日(金)に出発という旅に。

 

狙ったわけではありませんが、そういう事になりました。

 

 

 

 

そして毎日よく遊びました。

学ぶ事も多かった。

 

1都市1週間で物足りないくらい。

 

 

 

色々と感じることやら思う事が有りました。

 

叶ったことも沢山。

 

そのあたりについてはまた追々。

 

 

 

「よく遊び、よく学べ」

 

はい。

 

 

 

 

一般的には

「よく学び、よく遊べ」でしたか?

 

 

 

 

 

 

昨日、ポールグリモーに行くことになった経緯を書きました。

 

不思議な事が起き、

行きたいのに名前も忘れていた街、ポールグリモーの情報がやって来ました。

 

そして

できる限りの準備をして

日本を発ちました。

 

 

日本ではあまりメジャーではない町ゆえ

あまり情報が取れませんでした。

 

 

アンティーブからの日帰りで行けることは分かったので

ウキウキです。

「行くことができる」という確信はありました。

 

 

 

 

 

当日...

 

 

サンラファエル駅からサントロペ行きのバスに乗ります。

 

お天気にも恵まれ、

地中海沿いを走るバスでの時間は幸せなひと時でした。

 

海を見ることもできるし、

夢のポールグリモーへ向かっているわけですから、

当然幸せ感満載です。

 

 

一時間ほど走りポールグリモーが近づくと

そわそわしてきました。

 

子供のよう。

いや、

子供の時にこんな ”そわそわウキウキ” した事は無かったかも。

 

 

 

Google Mapで ”多分これが私が降りる停留所” と思われる場所をマークしていましたが

 

地図を含むこの町の情報はその程度しか持っていませんでした。

 

 

バスを降り、チラリと見えた海へ歩きます。

 

 

「来た~。本当に来れた!これがポールグリモーか~!」

 

どっちへ行ったら良いかも分からないのでとりあえず写真。

 

 

ど~しよう、どっち行こう。

 

地図も欲しいし、お茶もしたいし、トイレにも行っておきたい。

でも何も分からないなぁ。

 

半ば途方に暮れ、ぼ~っと海を眺めているその視界の左端に何か動いたような気配をキャッチしました。

 

自転車を引いた男の人がこちらへ向かってきます。

 

 

人が居る!

 

やった!この人に聞いてみよう!

 

何しろ、私の視覚で確認できる人間は私とその人物しか存在しません。

その男性に聞くしかありません。

 

 

「あの、伺いたい事が有るんですけど、聞いてもいいですか?

 ツーリストインフォメーションオフィスはどこですか?

 あと、この辺りにカフェか何か有りませんか?」

矢継ぎ早に聞く。

 

「カフェに行きたいの?」

と、やや怪訝そうな表情。

 

「ツーリストインフォはこっちだよ。」

とその方向を指差す。

 

 

 

「でも今は閉まってる」

 

マジで?

がっかり。

シーズンじゃないから仕方無いか...

 

 

 

男性は自転車の前に付けたバッグのファスナーをグルリと引き

蓋を開けました。

 

そして何かを出しています。

 

 

 

なんと!

 

彼のバッグから地図が出て来るじゃありませんか!

 

 

タラララ~ン!

 

彼は優雅に地図を広げます。

 

 

その慣れた手の動き。

まるでマジシャン!

 

 

ハトが出てきた時のような驚き。

 

 

 

「今、僕たちが居るのは、ここ。」

 

地図でその場所を指し

 

「ツーリストインフォはここ。

 ツーリストの人達は大抵この辺りに行くんだよ。

 そこへは、この道をこっちにずーっと進めば行けるから」

 

と教えてくれました。

 

「目の前の道をこっちね。OK。分かった」

 

おおよそ掴めたので一安心。

 

彼は地図を畳み

 

「これはあげるよ」

 

と私に手渡してくれました。

 

 

 

「ありがとう!!」

 

 

 

 

もうツーリストインフォに行くは必要ありません。

 

またもや欲しい情報が向こうからやって来ました。

 

 

 

奇跡。

 

 

目の前で起きている事が上手く理解できませんでした。

 

なんともこんなラッキーな事が有るのでしょうか!

 

いや、有ったんです。体験したんです、実際に。

 

 

 

この人は本当は天使なんじゃない?

もしくは、彼がこのタイミングでやって来るように天使が何かしてくれたとか?

 

って真剣に思いました。

 

 

 

 

 

彼が地図を畳む頃にようやく気づく。

イケメンだった。

 

 

去っていく彼の背中を見てようやく気付く。

この町の公安局(とかそういった組織)の職員だった。

 

背中に文字が書いて有ったのです。

制服を着ている事にも全く気づいていませんでした。

見回りの仕事中だったようです。

 

 

そりゃあ、この町の地図を持っていても不思議は無いし、

慣れた手つきで地図を広げたのも納得です。

 

 

 

 

「ポールグリモー情報が欲しい」

にばかり気が行ってますから。

 

それ以外のことは上手く認識できず。

 

 

 

「お仕事中、私に時間を割いてくださってありがとう」です。

 

 

お陰でポールグリモーの町を楽しむことができました。

 

 

 

 

そのツーリストたちが行くという辺りへ向かい、

 

カフェも見つかり

びっくりキノコなカプチーノをいただき

 

おトイレをお借りしたら

改装したばかりと推測される綺麗さで。

 

 

そして夢の町を楽しみました。

 

 

 

私の夢の実現に協力してくださった皆さん(見えない存在も含む)、

ありがとう!

 

 

見事に幸せな時間でした。

 

 

 

 

 

 

2月にフランスのポールグリモーという町へ行きました。

 

 

たまたまネットで出て来て、この町を知りました。

もう5年ほど前に。

 

 

 

ヨットがたくさん停まっている運河の街。

しかも地中海沿い。

建物も可愛い。

 

夢のような街。

 

ヨットを着けてそのまま自宅に入れる

つまり

自宅の裏が所有するヨットの停泊場所になっている。

 

住宅は様々な色に塗られ、

ここに車が入って来ることは出来ず

ゆったりとした時間が流れる。

 

 

読むと一人の男性がこんな町を創りたいと想い描き、実際に作ってしまったというのです。

 

 

 

行ってみたい!

 

 

 

でも

 

 

 

いつの間にやら、町の名前も国も忘れてしまっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月の1週間をアンティーブに滞在すると決め、

計画を練っていた時の事。

 

何故かポールグリモーが上がってきました。

 

 

 

あ~!ここ!

 

 

名前は忘れても画像は焼き付いていて、

行ってみたいという気持ちは無くなっていなかったのです。

 

 

偶然にも

アンティーブから日帰りで行けるのかを検討していたサントロペのすぐ近くでした。

 

 

 

 

何が起きているのか

 

私の思考では理解が難しく、奇跡としか思えない状況です。

 

 

 

 

 

こうなると

 

「どうしても行きたい」

 

という気持ちが高まります。

 

 

どうやって行ったらいいのか。

アンティーブからポールグリモーとサントロペに一日で行く事が果たして可能なのか。

 

どうしても行きたいとなると、猛然と調べます。

 

 

ポールグリモーとサントロペに行く交通手段。

国鉄でサンラファエルまで行き、そこからバスが出ているらしい...

サンラファエルまでの所要時間、タイムテーブル、

バス路線、バス停の名前、バス停の場所、バスの時刻表、町の大きさ...

 

一日のスケジュールを組んでみます。

アンティーブ駅を何時に出て

サンラファエル駅に何時に着いて

何時にサンラファエル駅を出るバスに乗り

何時にポールグリモーに着き

どの位の時間をポールグリモーで過ごし...

 

と、

アンティーブに戻るまで。

 

行ったことの無い駅や街ですから、様子が分かりません。

乗り換えに要する時間や

バスが遅れた場合も考慮する必要があります。

 

 

 

行けそうだ!

 

 

 

 

振り返ると、よく調べたものだと自分で感心します。

 

似た地名が有ったり、曜日によっても違うわけですし。

 

タイムテーブルまでネットでよくぞ出てきてくれた、とも思います。

 

 

 

 

 

 

およそ5年も前から、それほどこの町に行きたかったのだ

 

と解りました。

 

 

 

 

表層意識からは薄らいでも

強く望んでいると

 

向こうからやってくる。

 

その実現に向けてエネルギーを注ぐこともできる。

 

そして実現できてしまう。

 

 

 

約5年前の

 

「こんな素敵な所に行ってみたい」

 

「こんな夢のような空気に浸ってみたい」

 

は、想像すると心躍ることだけれども

 

私には ”夢” でした。

 

 

ただ

「行ってみたい

という夢。

 

 

 

でも

 

私が

 

「行きたい所に行く」

「行けるなら行く

 だって行きたいから」

 

 

になったら

 

 

ポールグリモー情報が向こうからやって来ました。

 

 

 

 

 

そして

 

実際に行くことができました。

 

 

 

 

それはもう、嬉しかったです。

 

 

 

 

願いや望みを持ち

準備が整えば

(自分がそれを実行できる状態に居ると)

(単純にやりたいからやりますの状態になると)

むこうからやって来てくれるし

力も発揮できる

 

という事のよう。

 

 

 

 

私はこの願いを叶えるために

ポールグリモーに行く(あるいは居る)イメージをしたりはしませんでした。

表層意識では。

 

意識の上の方には上がっていなくても

深い所で思っていると

叶うようです。

 

 

 

 

 

 

行ってみると

 

また面白い事が起きました。

 

 

 

 

それはまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに友人のName曼荼羅を描きました。

 

 

駅までの道すがらFacebookをチラ見。

「そうか、今日、お誕生日なのね」

 

 

 

夕食も済ませてだらりと片付けをしながら時計を見ると

 

9:30近い。

 

 

描くかな。

 

 

 

そんなに時間がかからなそうな気がしていました。

 

 

 

 

 

 

彼女はとてもキュートで

(と言っても大人な女性です)

 

周りから可愛がられるひと。

 

 

 

でも

もっと咲くことができると私は感じています。

 

 

 

 

「お花のようにもっと開くといいな」

という思いと共に描きました。

 

 

 

 

意図したわけでは有りませんが、

 

中央が奥まって立体的に見えるものになっていました。

 

 

朝顔のような、漏斗のような。

 

 

 

 

自然にそうなる、というのが自分でも新鮮でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想よりもすんなりと行かなかったのは字面。

 

 

 

 

可愛いひとなのでどこかlovelyにしたい。

 

でも可愛い書体にすると彼女らしくないのです。

装飾性が高い文字は彼女に合わず、

popな書体も合わない。

 

あっさりしているけれど硬くなくて、重くなくて、クラシックすぎない、ちょっと可愛い感じ。

 

 

 

 

 

描き進めると、苗字に違和感を感じました。

 

苗字が変わった方がいいということなのか

 

変わるのか。

 

 

 

変わった方がいいし変わるよ、っていう事のように思います。

 

ふふ。

 

 

 

 

 

 

 

 

普段はしないけど、

今回はセンターストーンに爪を付けました。

 

 

自分の中心に有る石が無くなることはまずないけど、

 

心配らしいので留めておきました。

 

 

 

 

自分の真ん中に在る石をしっかり観て感じてね。

 

 

 

 

 

 

 

春っぽい

可愛らしくて爽やかな曼荼羅になり

 

 

私がすっきり状態で

 

就寝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ続くのです。

自由な勤務態度のフライトアテンダントさん絡みの話。

 

 

 

↓これを勢いよく食べていたすぐ後に乗客に対し怒り爆発...の後。

 

 

 

少々しつこい感ありますが、

面白いなぁと思ったので、書きます。

 

 

 

 

バツが悪そうに戻って来たフライトアテンダントさん。

 

 

 

 

まだ怒りおさまらず、

後ろに居た同僚に話し始めました。

 

 

 

 

その男性クルーは言葉を挟まず、聞いています。

頷きながら。

 

 

 

偉い~!

 

心得ている!

 

私だったら聞く気になれないところ。

 

 

 

ひとしきり話すと

彼女の気持ちも落ち着いたようで

 

す~っと表情が変わりました。

 

 

 

彼女の気持ちの切り替えも素晴らしい。

 

 

 

 

でも

 

この男性クルーは実にエライ!

 

 

 

彼女の表情は本当にみるみる変わっていきましたから。

 

 

 

 

 

 

女性は話したい事を今しゃべりたい人が多い。

 

「聞いてよ」

 

で、

ひとしきりしゃべると気が済む。

聞いてもらえると気が済む。

 

 

 

 

 

 

イタリア男性はこの辺りを心得ているように思う。

 

 

 

 

 

 

いつだったかイタリアで食事をしていた時も感心した。

 

 

 

前に座っていたカップル。

 

ず~っと女性が話していて

とにかくしゃべり続け

 

彼はひたすら聞いている。

 

時折、うなずいたり相槌を打ちながら。

 

この男性は偉いな~っと思った。

 

 

 

 

 

ただ聞くだけではだめ。

 

ちゃんと聞いてるよ、が伝わらないとダメみたい。

 

 

目を見て聞く。

頷く。

相槌を打つ。

 

 

 

 

 

この女性フライトアテンダントさんのように

怒りながら話しても乗客に聞いてもらえないと思うけど

 

そんな事を彼女に今言ったら

それは逆撫でするようなもの。

 

 

 

男性クルーもそれを分かっていたのでしょう。

 

 

 

 

イタリアの方は、男性も弾丸トークを頻繁にします。

ひとが話している最中も自分の言いたいことを話し始めます。

 

おじさま数人が同時にしゃべっていて

何で盛り上がっているんだかなぁ

というシーンは良くあります。

 

 

 

話すときは話す。

聞くときは聞く。

 

 

という意識が有るというか

 

身についていて

自然にできているみたい。

 

 

 

 

 

イタリア女性がガンガン話し始めたら

男性は聞くしかない

のかもしれませんが。

 

 

 

 

 

聞いてよ!

 

に黙って付き合える人は偉いな~

 

心得ているな~

 

心理が分かっているな~

 

素晴らし~い!

 

 

 

人の話に耳を傾ける事は相手を幸せにするね。

(特に相手が女性の場合)

 

 

 

という話でした。