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しなやかに美しく生きる -Angelic Life-

“幸せな日々をかろやかに過ごす” が、私のテーマ。
誰もが光り輝く天使のような存在です。

 

 

2月末にヨーロッパ旅行から戻り、

 

もっと楽しむために

 

アレルギーを完治したい

 

という気持ちが強くなりました。

 

 

 

 

旅行に出る10日ほど前に教えていただいたアレルギー治療についてウェブと本を読み、

 

「これなら治りそうだ」 と。

 

 

 

開始して4週間弱。

 

 

少しずつ治しています。

 

 

 

 

 

 

私が自覚していたアレルゲン

 

・カビ

・薔薇科の植物

  薔薇(薔薇の匂い、薔薇の香料、ローズオイル、花粉など)

  りんご、梨など

  イチゴ等のベリー類

  梅などのプラム系

  アーモンド

  桜(花見できず)、サクランボ

  白樺

  その他

・酵母、イースト、麹

  パン

  みそ

  しょうゆ

  その他発酵食品

・杉花粉

・稲の花粉

・農薬

・キノコ類(セシウム)

・埃

・新聞紙

 

 

 

 

 

私が新しく始めた治療法はアレルギー専門に開発されたもので、

細かくチェックしていきます。

 

 

 

 

 

このチェックで新たに判った私のアレルゲン

 

・海の塩(岩塩は大丈夫)

・カルシウム

・海藻(ヨード)

・糖類

・植物の油全般

・塩基(アルカリ)

・ビタミンA

 

そして

酸性度が高く

電磁波が溜まりやすい

(私の場合は携帯が最も悪い)

 

 

 

アレルギーの人は強い酸性の人が多いそうです。

 

 

 

 

まさか

 

塩、糖、カルシウムにアレルギーが有るとは

全く想像もしていませんでした。

 

 

 

 

 

 

海の塩にアレルギーが有るため

 

口から塩を入れても体に取り込まれにくく

塩不足。

 

塩が足りないと酸性が強くなる。

 

 

酸性だからアレルギーを起こすのか

塩にアレルギーが有るから酸性度が高くなったのか...

 

卵が先か鶏が先か ですが。

 

 

 

 

 

 

 

糖にアレルギーが有ると分解せず細胞に入っていく。

⇒糖尿病の恐れ

 

父も父方の祖父も糖尿病でした。

 

 

 

 

カルシウムにアレルギーがあれば

食べ物やサプリで体に入れても、はじこうとするのでなかなか摂取できません。

⇒骨粗鬆症の恐れ

 

 

 

 

まだ全てチェックしたわけでは無いので他にも有りそうです。

 

 

 

 

 

 

 

表層意識としては

「今の痒みの元になっているアレルギーと

花粉症を早く治したい」

 

のですが

 

 

どのアレルギーから治すかは

 

本人の潜在意識が決めます。

 

 

 

 

お砂糖からになりそうだな~

 

と思っていたら、ビンゴで1番がお砂糖でした。

 

 

 

 

 

1回につき1つのアレルギーについて施術します。

 

その後、そのアレルゲンを含むものを食べない、触れない時間(1日か2日)が必要になります。

 

 

 

 

 

私の場合、お砂糖抜きは2日必要でした。

 

砂糖以外の蜂蜜やメープルシロップ、果物、料理酒もにんじんも、歯磨き粉もデンタルリンスもダメ。

知人はサツマイモを食べてアレルギーが抜けずやり直したそうです。

 

ケチャップやソースもダメで。

オイスターソースを使いそうになり、表示を見たらしっかり砂糖と書いてありました。

 

 

うっかり摂取してしまいそうで、緊張。

 

 

 

 

 

そして、

めでたく、お砂糖のアレルギーは取れました!

 

でも蜂蜜だけ残ってしまったらしく、

これはまたいつかやることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

といった感じで

これまでに治ったアレルギーは

 

・糖類(蜂蜜以外)

・カルシウム

・酵母、麹

・ビタミンA

・アルカリ

 

 

 

”痒い” という自覚症状を取り除くよりも

本来の体の機能や健康を取り戻す事の方が重要だとして

私の潜在意識は選択している模様です。

 

 

 

 

 

糖尿病発症の危険も骨粗鬆症の危険も減るはず。

 

アルカリの治療もしたので、酸性度が少しは下がりやすくなったはずです。

 

酵母がOKだから、どこのパンでも食べて大丈夫になりました!

 

ビタミンAは皮膚や粘膜、目の健康維持の効果が有るそうで、

この数日で手の甲の皺が目に見えて減りました!

 

うれし~い。

 

 

 

 

 

薔薇のアレルギーを治す前に桜が満開になってしまってちょっと残念。

 

 

でも、花粉症にはヒスタミンを多く含む食べ物が良くないそうで、

 

豆腐、豆乳などの大豆製品、ホウレンソウ、トマト、ナスなどを止めたら

随分軽くなりましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

塩がOKになったかのチェックは次回。

塩全般で治療しましたが、海の塩だけ単独でもう一回かも...と言われています。

成功しているかな?

 

 

海の塩がダメなんて思ってないから

海沿いをバンバン歩いてました...

 

 

 

 

 

 

アレルギー治療の時、呼吸についての指摘を受けました。

 

 

 

 

 

「息をしている時、ここが動いてないのよ」

 

”ここ” とは、みぞおちのこと。

 

 

 

胸骨(肋骨)を横に広げるようにして息を吸って

 

 あのね、頬と上唇を上にあげて吸うの。

 

 歌うような感じでね」

 

 

 

はあ...

 

 

 

 

 

10年ぐらい前だと思いますが、

「アトピーの人は息をする時に横隔膜が動いていない」と

本で読んだことを思い出しました。

 

その時は、

横隔膜を大きく動かす普通の呼吸ってよく分かりませんでしたが、

この事か、と。

 

 

 

 

 

 

3回に渡って同じことを指摘され...

 

 

練習しております。

 

 

 

 

 

笑う呼吸” とも表現されていました。

 

頬を上げて胸骨を広げて呼吸すると、体は ”笑った” って判断するのよ」

 

 

 

 

なるほど。

 

 

 

 

 

 

吐く時にお腹をふくらませる、

リラックスする呼吸を教わった事があります。

 

その時は、

できるけれど、いまひとつ上手くできず

あまりリラックスしている感じが有りませんでした。

 

 

 

吸う時に胸骨を広げると、

吐く時に自然にお腹が膨らみ、ホッとする感覚が。

 

なるほど、そういう事か、と納得。

 

 

 

 

 

 

肩を上げずに胸骨を広げながら吸おうとすると

 

背筋を伸ばして

 

肩を後ろに(肩甲骨を後ろに締める)しないとできません。

 

 

 

 

 

 

まだ意識しないとできないのですが。

 

 

 

 

 

 

ついでに、

 

お湯を沸かすのを待っている時など

ちょっとした空き時間に

肩甲骨の可動域を広げるエクササイズをやっております。

 

 

 

 

気持ち良く呼吸しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月にヨーロッパで3か所のアパートメント滞在をしました。

マラガ(スペイン)、マドリード(スペイン)、アンティーブ(フランス)

各一週間です。

 

 

持って行って良かったもの

現地で買うことになったもの

持ってくれば良かったと思ったもの

を書いておきます。

 

 

 

3軒ともカトラリーや食器、お鍋やフライパンは揃っていましたが、

意外な物が無かったりで...

 

 

 

 

 

 

・箱ティッシュ

 

3軒ともティッシュは有りませんでした。

 

1箱持って行って正解。

 

 

 

 

・キッチンペーパー

 

1ロール置いてありましたが1週間1巻きでは足りずに、

一番少ないパック(3ロール)を現地で購入。

 

最終的には使い切れず、

部屋に置いて帰ってきました。

 

滞在期間と料理の回数によりますが、

1ロール持って行っても良いかなと思います。

 

 

 

・台布巾

 

3軒とも有りませんでした。

 

食器や手を拭くキッチンクロスは有りました。

 

捨てても惜しくないハンドタオルを台布巾代わりに使って毎日洗濯していました。

 

 

 

 

・ラップ

 

3軒とも無し。

 

食材や料理の保存以外にも使っていました。

 

飛行機に乗ると気圧の関係で液体が漏れる事がよく有ります。

ビニール袋に入れても良いのですが、

ラップで包んでしまう方がラク。

 

というわけでMサイズ1本持って行き、

使い切りませんでしたが帰りは捨てて来ました。

 

 

 

・フローリングワイパー

 

滞在期間にもよります。

 

各1週間の滞在でしたが、途中で清掃が入ったのは1軒のみでした。

一週間居ると埃や髪の毛が気になり、掃除したい気持ちに。

 

ワイパーの柄が分割できるので、持ってくれば良かったなと後悔しました。

ペーパーはキッチンペーパーで代用してもいいし。

 

 

 

 

・食器用スポンジ

 

1軒だけ置いておらず、現地購入しました。

スポンジならセットしか売っていなくても買っても良いかなとも思います。

 

 

 

 

・洗濯用洗剤

 

アンティーブのアパートでビックリな事が。

 

柔軟剤入りジェルボールが有ったので、有り難く使わせていただきました。

 

が、

 

洗濯機から出したらキャミソールのデザイン仕様が変わってた!

 

 

縁と紐がグレイッシュパープルですが

洗濯機に入れる前はピンク一色だったのです。

 

有りえない...でも実際に起きた...

全く何がどう反応したのか分かりません。

 

変わってしまったこのデザインも好きだから問題は無かったけれど

 

お気に入りの洋服がおかしな色に変ってしまったら悲しい。

 

肌に直接触れるものを洗うので、普段使っている洗剤を持って行くのが安心かと思います。

 

 

 

 

・ハンガー

 

海外旅行ではいつもワイヤーハンガーを持って行きます。

 

洗濯するとハンガーが足りないことが多いから。

 

1軒は十分の数が有りましたが、2軒は足りませんでした。

 

 

 

 

・シュークリーナー

 

3軒ともシュークリーナーは有りませんでした。

 

旅行では意外と靴が汚れます。

 

アパート滞在の前に宿泊したローマのホテルに有ったので、それを持って移動していました。

 

さすがイタリア。

毎日靴を磨いて当たり前なんですね。

 

 

 

 

 

 

・調味料

 

塩・胡椒は3軒とも有りました。

誰がどう使ったか分からない調味料は使いたくない

という方は持って行った方が良いです。

 

塩・胡椒・ダシの素・がらスープ等は持って行きました。

液体の調味料は持って行かず

オリーブオイル・バルサミコを現地で購入しました。

 

アンティーブのアパートは

オリーブオイルとビネガーも有りました。

 

 

 

エプロンはもちろん持って行きましたよ。

 

 

 

 

 

1軒、なんと洗濯機の無いところが有りました。

手洗い...

 

 

予約前に要チェックですね!

 

 

 

 

 

経験してみて、

アパート滞在はおススメです。

 

 

 

ホテルの場合、朝食開始時刻が遅くて食べられないことも意外と多く、

ホテルの朝食には飽きるし野菜があまり摂れません。

 

 

ホテルは24時間誰かが居てくれるから安心な気もしますが

誰でも入れます。

 

アパートも緊急時の連絡先電話番号をくださいました。

どの位の時間で駆けつけてくださるのかは分かりませんけれどね。

 

3軒とも自動ロックで

特に不安は有りませんでした。

 

 

 

 

 

連休や夏休みに利用してみてください。

 

 

 

 

 

私も次を計画したい...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春分の日に気づいたのです。

 

長~い事、

自分にとって辛い事に、わざわざ膨大なエネルギーをつぎ込んできたということに。

 

そしてもうそれを止めようと。

 

 

 

 

 

二年前の三月、イタリア旅行で

この世界は自分の為に動いている

ことに気づきました。

 

これは私の世界だ

という感覚が有りました。

 

 

その二か月ほど後、

どこまでが自分なのか気になり

 

自分と空間(空気)の境目について想像してみました。

 

すると境が無い事に気づき

 

ということは

 

その空間と他の人との境も無い

 

ということになり

 

となると

 

この世界は全て私だ

 

と気づいたわけです。

 

 

 

実際に見えなくても

私が「有るかもしれない」と思う全てのものが私。

 

 

 

 

 

 

 

少し話はそれますが...

 

 

私は幼少の頃よりアレルギーが有り

 

痒みや食べるものに苦労してきました。

 

 

 

一昨年、日常生活をまともに送れないほど悪化。

 

そのため、知人から聞いていた治療院に通い始め

 

少しずつ改善されてきているものの、

 

なかなかアレルギーが治るまでには至りません。

 

 

 

 

今年二月末から三月にかけてのヨーロッパ旅行中、悪化しました。

 

少し良くなってまた悪化。

 

 

↑こんな地下の遺跡に行ったりするからだと分かってはいるのですが...

 

 

 

 

 

楽しいので乗り切れてしまいます。

 

でも

 

アレルギーが無ければもっと楽しめるはず

 

という思いが大きくなりました。

 

 

 

 

「治したい!」

 

 

 

 

その旅行の少し前に、あるアレルギー治療の情報が入って来ていました。

 

帰国後、インターネットでその治療法について読んだところ、

 

治せそうな感じがありました。

 

 

 

 

 

今月に入ってその治療を開始。

 

 

 

やっぱり治りそうなんです!

 

 

 

しかも、その治療により、

 

私のアレルギーはなんと

 

母の胎内にいた時に端を発することが分かりました。

 

 

 

 

長~い間、アレルギーにエネルギーを奪われ続けてきた。

 

母のお腹の中にいる時からですから、本当に長い年月。

 

 

(自分がそこにエネルギーを与えてきたのですが...)

 

 

 

 

ここで

「この世界の全てが私」

と結び付くわけです。

 

 

 

 

この世界の全てが私

 

ということは

 

この世界の全てを創っているのも私。

 

だって私しか居ませんから、

 

私しか創る人も居ません。

 

 

 

となると

 

アレルギーの苦しみも

 

その他もろもろの苦しみや悲しみ辛いこと嫌なことも

 

全て私が創っているわけです。

 

 

 

わざわざ、それを体験したいから。

 

 

 

 

 

アレルギーひとつ取っても

 

生まれる前からの何十年も

 

そこにエネルギーを注ぎ込んでいた

 

となると

 

いったいどんなに膨大なエネルギーをそこに投入していたか!

 

 

 

 

 

 

そんな、私には現実と思える事やものを毎瞬毎瞬、創り続けてきたことを思い、

 

 

「アホだ~!いやはや、ご苦労なことで。

 もういいわ。やめるわ」

 

 

という思いと

 

 

「本当に良くやって来た。

辛いことやら悲しいことも沢山あった私の世界を

自分の為に毎瞬毎瞬つくり続け、

よく頑張ってきた」

 

 

という心からの労いの思いが同時にやって来ました。

 

 

 

 

そして

 

自分の膨大なエネルギーを使って創るなら

 

私にそんな能力が有るのなら

 

私にとって

 

平穏な幸せな楽しい世界を作ろう

 

と思ったのです。

 

 

 

 

それができそうだ

 

と思ったのです。

 

 

 

 

 

これが春分の日。

 

エネルギーがここで切り替わって

本当の新しい年がスタートした

 

とされる日です。

 

 

 

 

 

私にとって新たなアレルギー治療はまだ始まったばかりで

 

花粉症も有るし

 

手も顔も痒い。

 

 

 

痒くなるたび

くしゃみが出るたび

 

「あ~、またそうやって私を元に戻そうとして~。

これは幻想だしこの幻想を創っているのは私だってもう分かっちゃってるんだよ~。

そこにエネルギーはもう使わないよ~」

 

って自分に言ってやってます。

 

 

 

 

 

不快感を否定・拒絶するのでは無く、

 

(そんな事が有っても当たり前なので)

 

それにエネルギーを与えない。

 

 

 

 

自分の全世界の外側から見るイメージです。

 

そしてあまり神妙な重い感じにはしません。

 

「もうバレちゃってるんだよ~」

 

というノリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

春分の日の翌日には非常に不快な事が起きました。

 

引き戻そうとする力が働いているようで。

 

 

 

その二日後には予期せぬ良い事も有り...

 

 

 

 

 

面白いので、

 

しばらくこの実験をやってみようと思っているところです。

 

 

 

 

どうなるかな。

 

 

 

ピカソの大作『戦争と平和』がヴァロリスというフランスの町に有ります。

 

 

ヴァロリスはピカソが陶器作品を制作していた町。

アンティーブから日帰りで行ってきました。

 

ヴァロリス城内のロマネスクの礼拝堂内にピカソが描いた大きな壁画。

木の板に油彩です。

 

お誕生日をお祝いしてくれたヴァロリスの皆さまへのピカソからのお礼だそうです。

 

 

上の画像はヴァロリスのサイトからお借りしました

http://www.vallauris-golfe-juan.fr/The-national-Picasso-Museum.html

 

 

 

 

向かって左が戦争。

 

 

 

向かって右が平和。

 

 

予備知識なく、題名も知らぬままこの作品に出会いました。

 

 

 

見れば戦争と平和を描いている事が分かります。

 

 

 

 

『戦争』 では、

 

戦車に乗っている者はもはや人間ではなく

遠景に武器を持った人々が黒々と描かれ

操られているかのようです。

 

左に鳩が描かれた盾を持つ人物。

白い鳩は神や精霊、平和のシンボル。

右手には公平・正義のシンボルである天秤を持っています。

 

分かり易い表現になっていて

「馬に対して人間は長い間ひどいことをしてきたものだ」

などと思いながら見ていました。

 

 

 

 

『平和』は...

 

右側には庭でゆったり過ごす家族が描かれています。

 

左側、青地の部分は私達の深い部分を表しているように見えます。

 

幻想的で、眠っている時にアクセスしている世界のような。

 

上の世界から子供の頭を通る線が延びています。

子供は上の世界と繋がっているから...と思っていましたが

私には鳩に見える鳥が黒いのが気にかかります。

 

その線を辿ると天使のような存在が。

手にしているのは鳥かごに似ているけれど、中に居るのは魚たち。

 

金魚鉢のような器に鳥が泳ぎ、鳥かごの中で魚が泳ぐ。

私達の現実世界とは逆転しています。

 

子供は頭でその鳥と魚のバランスを取り

その子供と砂時計を女性が指先でバランスを取っています。

 

もう時間も次元も現実も超越した世界のように感じます。

 

 

 

 

私には気になっていた事があります。

 

それは

 

『平和』の絵がHAPPYに見えなかった

 

ということ。

 

 

 

屋外で過ごすファミリーはゆったり過ごしているように見えるし

左側の幻想的な部分は皆にこやかな表情です。

 

 

ですが、私には明るさを感じられなかったのです。

どこかにダークなものを感じる。

 

 

 

 

 

私はHAPPYを感じたのは、

半円形に描かれた部分。

 

空色を背景にして

丸の中に居る白い鳩を四人で支える図。

そして四人が手を取り合っています。

 

 

調和、愛の世界だと思います。

 

 

 

 

 

 

「私達が向かうのは

戦争も平和も超越した調和の世界だよ」

 

ピカソが言いたかったのはこれではないかと思います。

 

 

 

 

 

両壁は局面を成し、

トンネルを抜けた先に

調和の世界が有る

そんな感覚です。

 

 

 

 

 

-戦争-

 

盾に白い鳩が描かれていたり、天秤を持っていることに違和感を持ちました。

戦争の場に神や正義を持ち出すのはおかしくないか...

 

正義という言葉の裏には

悪や戦争が存在します。

 

悪や戦争が無ければ正義という概念も存在しません。

 

何が正義なのか

何を誰が量るのか

 

正義を振りかざす権力も戦争に繋がることへの警告にも見えます。

 

 

 

 

-平和-

 

平和、平和と叫んでいる限りにおいてそこには必ず戦争が存在する。

 

戦争が有るから、私達は平和を叫ぶ。

 

それは完全な幸せではない。

 

 

 

 

ということではないかと思ったのです。


 

 

 

 

 

「戦争も平和も無い、調和の世界へ」

 

 

 

この四人が何を象徴するのかまでは私には感じ取れていません。

 

 

 

 

 

 

平和を叫ぶ世界に戦争が存在するとしても

ピカソはそこに希望も持っていたと思います。

 

 

平和のシーンの右上に描かれたものは

調和の世界と同じ色彩を有しています。

 

調和の世界のエッセンスと平和の繋がりを描いているのでしょう。

 

そして

平和のシーンの写真では

局面に描かれているので面積比率が分かりにくいのですが、

実際はこの上部の面積は大きく取られています。

 

 

 

 

 

 

 

なぜこの絵をヴァロリスに残したのか。

他の主題ではなく。

 

 

 

ヴァロリスにこの ”調和の世界” の一端を感じたのではないかと思います。

 

 

 

ヴァロリスの方々に支えられて陶器作品を創作し

 

ヴァロリスの陶工達は全力でピカソに協力し

 

ヴァロリスで展覧会を開催し

 

ヴァロリスに利益をもたらし

 

ヴァロリスの方々はピカソを慕い

 

ヴァロリスのために調和の世界の絵を残す

 

そしてこれが更なるヴァロリスの活気に繋がる

 

 

 

 

 

 

 

私がここに記した内容が、この作品の解釈の正解とは限りません。

 

でも私にはそう感じられたのです。

 

 

 

 

ただ、実際あの場に行って見なければ

 

これを感じ取ることは無かったであろう事は確信しています。

 

 

 

 

 

 

ピカソが生前、こういった調和や愛の世界について語っていたのか

についても分かりません。

 

語ったり文章にするよりも

描くことの方が

ピカソにとっては表現しやすかった

 

ということは有るでしょう。

 

 

 

スペイン語やフランス語で表現されても私には分からないけれど

絵ならば日本人の私にも生で伝わります。

 

芸術は言語を超える

 

 

 

 

 

調和とか愛とか書いていますが

私は自分の事を

高~い棚に上げて書いています。

 

 

自分の世界を再確認してね

 

と言われている気分です。

 

 

 

 

 

またまたピカソから大切なことを教えて貰いました。

 

 

 

 

 

可能であれば

ぜひヴァロリスまで足をお運びください。

 

人それぞれですが、何かを感じ取れると思います。

 

 

 

 

やっぱりピカソが私の前に現れたら

きっと好きになっちゃうだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

☆一週間前にピカソについて書いた記事を読んでいない方は

そちらも併せてお読みください。

http://ameblo.jp/veridicita/entry-12255522946.html