先月、アンティーブからローマへの移動でアリタリア航空を利用しました。
イタリア好きのため、アリタリアを利用することが多く、
キャビンアテンダントの方々は楽しそうにお仕事をされている方が多いなと
ほぼ毎回思います。
自由な感じといいましょうか。
歌いながらお食事を配ったり、
同僚と大きな声と大きなアクションで業務上の連絡とは思えない感じの話を交わしたり。
このフライトでは後ろから2列目通路側でした。
着陸態勢に入り、クルーも全員シートベルト着用で席に着いている時。
私のすぐそばに座っている女性のキャビンアテンダントが
靴を脱ぎ、脚を伸ばして足首を交差させリラックスモード。
そして、
バリバリッ
ボリボリッ ボリボリッ
という音が。
機内で配ったスナックを凄い勢いで食べ始めました。
あっと言う間に一袋が終わったらしく、
次の袋を開ける音。
そしてまた凄い勢いで食べる音が。
イタリアは自由な感じだけれど、
何回もイタリアに行っているけれど、
驚きました。
日本の航空会社では考えられません。
着席しなければいけないので、席にちゃんと座っているわけですし。
乗客の様子はちゃんと見ているし。
とてもお腹が空いていたのかもしれないし。
ハイヒールは疲れるし。
靴を履いていなくても何か有った時にもすぐ対応できるし。
実際、スライダーで避難するときはハイヒールは脱がなければいけないし。
このスナックは美味しいし。
スナックは余っているわけだし。
迷惑というわけでもないし。
何がどういけないのか？
と考えると
確かに何がいけないのだろう？
とも思います。
お客様がすぐそこに大勢いても
自分が今したい事をできるこのキャビンアテンダントの方が
少しうらやましく思えた次第でした。
海外へ行くと
こんな
へ～！
と思う事に幾つか遭遇します。
このクルーの話はまだ続きます。