【ラストリゾート 神田沙也加】 | 50代パパの音楽と日常 現役を引退した販売士 (2級とHSP所持)

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昭和(私)・平成(妻)・令和(娘)生まれの3人の日常や、音楽の雑談らしきものが綴ってあるみたい。

GW明け、やっと金曜日ですね。お疲れ様でした。連休明けは辛いですよね。GW中にひいた娘の風邪をもらって、何気に辛いです。風邪ってこんな辛かった?

GWといえば、為替介入ありましたよね。あの時、今が円ドルの底値、連休明けはまたドル高来ると、年末の時と同じ事を思いまして、1,000,000円分、auじぶん銀行で1ヶ月の外貨建て定期預金に入れました。当然、まだ利息はついてないのですが、現在1.7%の金利がついているのと、同じ状況です。1週間ですよ。昔、ゆうちょ銀行で、1万円の利子を付けるのに、1,000,000円を10年預けなければいけなかったんです。嬉しさというより、日々円が弱くなっている事に愕然とします
満期が来てもリリースせずに、そのまま外貨預金口座でガチホ(←昨夜覚えた言葉キラキラ)ですかね、これは。


この曲の歌い手、神田沙也加さんは、みなさんもご存知の通り、既にお亡くなりになっています。【2021年12月18日(35歳)】

アナと雪の女王の「アナ」で日本全国にその歌唱力を知らしめました。その神田沙也加さんですが、ボカロ曲のアルバムも出されています。

MUSICALOID #38(2018年3月)
MUSICALOID #38 Act.2(2019年8月)
MUSICALOID #38 Act.3(2021年5月)
MUSICALOID #38 Curtain Call
(2022年12月)


さて、この「Act.3」に収められている「ラストリゾート」なのですが、楽曲を作ったのは、このところ何度か登場しているYOASOBIのAyaseさんです。2019年にボカロ曲として発表しています。ラストリゾートの意味は、「地球最後のリゾート地」という方の意味ではなく「最後の手段・切り札」という意味があります。

Ayaseさん(YOASOBI)の「夜に駆ける」もそうですし、kemuさん(PENGUIN RESEARCHの堀江晶太)の「人生リセットボタン」、ユリイ・カノンさん(月詠みのプロデューサー)「あしたは18禁ぬことにした」など、「死」というものをテーマにした曲は、ボーカロイド曲でも時々見受けられます。

今回のヒロイン(僕)も、まさに、今、最後の手段、切り札を使おうとしているのが、歌詞からわかります。そして笑顔で立っているのは屋上の柵付近かと。神田さんがこの歌を歌ったのは、奇しくも2021年です。
(「42度のため息」と出てきますが体温が42度になると、人は生きていけないらしい=死を暗示しているという説があります。)


透き通って美しい歌声と、その歌唱力が、際立っている曲となっています。歌ではラスト「あの時」「引き返すには少し遅すぎた」と、出てきますが、現実では、引き返すのも、やり直すのも、立ち止まることも、今この瞬間に決意できますからね リサイクル手









くしゃくしゃの頭の中で考えてる
十四時過ぎに開いた目がぼやけてる
鳴呼またやって来た今日に
舌打ちををして
始まる僕の最終演目 ♪ラーララン♪

四十二度溜息とスモーク
嗚呼リンスー切れてたんだ
洗濯も溜まっていたんだ
まぁもいっか
狭くなったベランダの様だ
ゴミ溜めの様だ
それが僕だった

さぁ何処までだって行こうか
嗚呼此処までだって笑った
逃げ場のない世界で逃避行
恐れは無いなもう無いな
歩き疲れたところで
終わりにしようか

愛しくて堪らないからって
飼い慣らしてぎゅっと
手を繋いだままの怠惰が
こっちを見て笑った
こんなもんさと何度も笑った
憐れむ様な遠い目で(嗚呼)

さぁ何処までだって行こうか
嗚呼此処までだって分かった
行き場のない世界に花束を
何でもいいよもういいよ
見渡す限り僕だけ置き去りみたいだ 
 
嗚呼散々だって嘆いた
もう何回だって憂いた
宛名のない助けは届かずに
何にも無いよもう無いよ
殴り連ねた言葉と終わりに行こうか

嗚呼これでよかったんだって
そう何度も唱えて
掴めずに消えてゆくユートピア
あの時きっとねぇきっと
引き返すには少しだけ遅すぎた様だ
終わりを告げた
綺麗な日だった