2013年12月21日 Sat 晴れ
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<バックナンバー>
→ 『東横イン Part1』
→ 『東横イン Part2』
→ 『東横イン Part3』
→ 『東横イン Part4』
→ 『東横イン Part5』
→ 『東横イン Part6』
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今週は、いろんな人との
出会いがありました。
本当に貴重な出会い、
そしてどれも今後へつながると
確信が持てるもの。
今週はずっと東横インシリーズを
書いているので(笑)
近況についての報告は
次回以降に
つらつらと書いていきたいと思います!
さあ、いよいよ、
東横インシリーズも
今日で最終回です。
それでは
いってみましょう!
内観研修の初日
実際に、内観とは
どういうものかみんな
体験したことない人が
ほとんどですので、
いざ2畳間に案内されて
座るものの
どうすればいいか分かりません。
するとまず、
カセットテーププレーヤーを
おもむろに内観講師より
手渡されて
言葉足らずな感じで
「これを聞いてください」
とボソッと、指示されます(笑)
言われた通りに
イヤホンを耳につけ
プレイヤーの再生ボタンを
ポチりと押すと
雑音が混じった状態で
内観についての説明と
内観に関するお話が
流れてきました。
(おそらく声は、吉本先生だったと思います)
内観を行って
自分の中を"調べる"時間では
自分のある時期に、ある人について
・していただいたこと
・して返したこと
・迷惑をかけたこと
を調べるのですが、
できるだけ細かく
かなり時間軸を細分して
徹底的に自分の過去を
なめまわすかのように(笑)
調べることを推奨されます。
でないと、
「その時期にはこの人には
何にもなかったよ」
ということになりがちなんです。
例えばある男性が
高校時代に
母親にしていただいたことは
というのを調べるのに
一歩立ち止まって
注意深く調べないと
「そんなのねぇよ」
という風になりがちです。
しかし安易な
「何もありませんでした」
というのは
内観においては基本的に
調べ足りなかった
と見なされますので
御法度なんです。
そして、実は
そこにこそ、自分の過去における
トゲが潜んでいることが
往々にしてあります。
高校時代に母親に
していただいたことがない
↓
反抗期などの原因で
母親への否定的感情が眠っている
↓
感謝の気持ちを隠そうとしている
してもらったことが明らかになると自分に不都合
↓
そこには何か原因がある
という具合です。
高校時代には
お弁当を作ってもらったり
高い授業料を払ってもらったり
朝起きたら制服に
アイロンがかけられていた
など、母親に対して
していただいたことが
ないなんてことは、
父子家庭以外では
あんまりないはずなんです。
ただ、そのことから
目を背けている原因が
自分の中にある。
それに「気づくこと」が
ものすごく大切なんです。
そして、普通の人は
そのトゲに気がつくと
融解といって、
そのねじ曲がった解釈が
これまで他の事にも派生して
ずっと行われてきたことに
気づいて、ビビビビーっと
いろんなものがつながってきて
涙が自然とボロボロ溢れてくる
ということが多いです。
これをいろんな時期で
やりまくるのが
内観の醍醐味なんです。
僕は、初日においては
内観自体はじめてですから
みんなと同じく
母親について、
幼少期の頃、小学生の頃
という感じで
順番に始めることにしました。
まず、最初は
幼少期の頃、母親について
していただいたこと
を調べはじめます。
普通の人はこんなこと
考えたことはないでしょう。
でも調べてみると
たくさんのことをしていただいた
その事に気づきます。
・生んでいただいた
・おむつをかえていただいた
・おっぱいを飲ませていただいた
・大切に守っていただいた
etc
もう果てしなくあります。
なるほど、幼少期は記憶は
当然ないですが、
必ずこんなことを母親に
してもらっていたんだなと
改めて気づくことができます。
すると感謝の気持ちが
生まれます。
そして、次に、
して返したことを調べると
当然幼少期ですから
何もありません。
まずここに愕然とします。
母親にこんなにたくさんのことを
していただいたにも関わらず
幼少期の頃って
何にも自分は、
してあげられなかったなと。
当然と言えば
当然のことです。
歩くこともままならない
子供なのですから。
じゃあ、何の報いもないのに
そんなたくさんのことを
してくれている母親は
なんでそんなことを
してくれるのか
そんな疑問が
湧いてきます。
母親だから当然?
どうして母親だと
見返りもなく
子供にしてくれるのでしょうか?
それはやはり
「無償の愛」なんです。
我が子を思う
「無償の愛」
それを受けてばかりの
自分に気づきます。
そして、続いて
迷惑をかけたことを
調べると、
していただいたことと
同じぐらいの量が
頭の中に浮かびます。
2時間程度して
内観講師がチェックに来ると
この2時間の間で
母親について幼少期の頃に
調べた結果を
正直に話します。
第2タームに入り
続いて、小学生の頃の
母親について調べます。
ここでさらに愕然とします。
小学生なんて
まだまだ自立には
全然早いですから
していただいたことや
迷惑をかけたことなんて
無数に浮かんできますが、
ここでもまた
して返したことが
ほとんど見当たらないんです。
そうして、していただいたことに対して
お返しできたことの差が
どんどん広がっていくことに
愕然とするんです。
無償の愛で
自分に対して、いろんなことを
してくれて、
とんでもないほどの
迷惑をかけているにも関わらず
反抗期になれば
母親に冷たく当たったり
恩知らずなふるまいを
どれだけ繰り返してきたことか。
そして、子供だった頃には
してあげることが
少なかったのは
しょうがないという
言い訳ができますが、
大人になっても
ちゃんとその恩返しが
できているのかと
自分に問いかけても
全く見当たらない。
自分は母親から
いただいてばかりじゃないか
なんて恩知らずな人間なんだと
はじめてこの時
"真に"気づくことができるんです。
翌日以降、内観を進め
中学生時代、高校生時代、
大学時代、社会に出てから...
いくら調べても
していただいた数を
して返した数が上回ることは
ありませんでした。
そして、ついに
2日目の午前中のこと
僕が中学生時代に母親に
迷惑をかけたことを
調べている時に
僕は号泣することになります。
このシリーズでは
詳細について言及することは
おいておきますが、
実は僕は、
中学生時代に一度、
体を壊し、大変危険な目にあっています。
義務教育にも関わらず
半年ぐらい学校に
まともにいけなかった
ことがあったんです。
その時には、周りの大人、
特に教師などからは
冷たい言葉を浴びせられ
友達などからも一線を引かれ
人間不信に陥ります。
そんな中でも
周りを一切気にせずに
僕を懸命に守り続けてくれた
母親がいました。
その時の母親への
迷惑のかけ方と言ったら
もうこのブログを書いているだけで
涙が溢れてきてしまいます。
しかし人間誰もが
弱い生き物です。
申し訳なさで
押しつぶされそうになったり
誰かに冷たい仕打ちをされると
ねじまがった解釈を
自分の中に持つ事で
心のバランスを
保とうとします。
それ以来、僕は
心の底から人を信用する
ということはしなくなってしまい、
周りの人間からは
自分を認めてくれるような
前に出て行って
みんなに注目されることをするなど
潜在意識によるそういった行動が
目立ちはじめたんです。
人は信用しないけど
みんな自分のことを見てくれ
オレオレ主義です(笑)
まあまあの大学を
出たにも関わらず
みんなと同じような
普通の就活をして就職
というような道をとらず
シンガーソングライター
への道に入ったのも
これが一部関係している
ことは確かです。
この根本となる
中学生時代につらい経験を
母親への内観で
もう一度じっくりと
見つめ直すことによって
自分のこれまで
うまくいかなかったのは
全部ここから始まっているんだなと
ビビビビーっと
体中に電撃が走ったかのように
つながっていきました。
そしてそれと同時に
涙が止まりませんでした。
「過去の辛かった出来事や
事実を客観的に見つめ直し
解釈を与え直す」
これは、潜在意識上
目を背けようとしている
ものであるはずなので
向き合うことは大変ですが、
一度、しっかりと
向き合ってから
潜在意識である
もう一人の自分に
客観的な解釈を
与え直してあげると
いままで心の中に
ずーっと刺さって
とれなかったトゲが
すーっと抜けて
体も心もものすごく
ラクになるのを
感じることができます。
トゲが抜ける瞬間には
同時に涙が流れることが
多いんですよ。
声をあげて
号泣をしたのは2日目の
中学生時代の母親について
でしたが、
その後も時期を進めたり
父親→兄弟→友達
など進めていくなかで
ねじ曲がった解釈が
あったところでは
毎回のように涙をしました。
7泊8日を終えて
帰るころには
何度泣いたかなと
振り返りもしましたが、
何より、心が
とても軽くなって
体の奥底から
エネルギーが満ちあふれているのを
感じることができました。
そして、
いまに至ります。
人生の転機にもなった
この内観研修ですが、
それ以来
僕は親への感謝の気持ちが
溢れてきていますし
人への信頼であったり
感謝の気持ちを
強く持ち続けることが
できていると思います。
心のあり方って
その後の人生の積み重なり方に
ものすごく影響してきます。
それはささいな
シチュエーションにこそ
結果が現れてきます。
その無数にある
日常のささいな場面で
感謝や愛情、信頼といった
普段であれば
照れくさいようなものを
どれだけ持ち、表現できるか
この積み重ねが
未来を作っていくんだなと
僕はいま、そう思っています。
ちなみに
僕は、いま
とても人生が充実していますよ^ ^
そしてその
充実した人生が
いつまでも続くように
親をはじめとした人、もの、環境に
大いなる感謝をして、
この東横インシリーズを
終えたいと思います。
書きたいことは
まだまだ山のようにあり、
「東横イン Part20」ぐらいまで
いかないように(笑)
だいぶ、はしょって書いた部分も
ありましたが、
少しでも心のあり方の大切さ
それから、内観のすばらしさを
知っていただければ
それだけで、このブログを
書いてよかったなと思います。
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