2013年12月19日 Tue 雨
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<バックナンバー>
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さて、いよいよ
内観の中身です。
内観は、
本質的な目的として
「自分自身を知ること」
というのが挙げられます。
詳しくは、西田さんの
書かれた著書をお読みいただくか
実際に体験するのが早いのですが
僕なりの言葉で説明すると
人それぞれ、
いろいろな人生を
今という時間までに
送ってきています。
その中には、
いいことや悪いこと
楽しい思い出、嫌な思い出
いろいろありますが、
そこには全て、
自分なりの"解釈"
というものがあり
見方を変えれば
楽しかった思い出も
全体としては
そんなたいしたことなかったり
嫌なことがあった出来事も
実は、自分の解釈が
ひん曲がっていただけで
客観的に見つめ直せば
単に自分の行動が悪かっただけ
ということが
往々にしてあったりするんです。
その"積み重ね"で
いまの自分というものが
形成されています。
ということは
その根本の"解釈"の仕方を
変えてしまえば
いまの自分の価値観が
大きく変わり
今後の人生の生き方に
大きく影響を与えるんです。
つまり、
過去の自分に起きた出来事を
もう一度詳細に
振り返り、
まずは単に
"事実"としてとらえ
そこにどんな"解釈"を
自分は与え、そして
なぜその"解釈"を与えたのか
客観的に見てみる
これをいろいろな
角度から行うのが、
この内観と
いうことになります。
難しいですねぇ(笑)
言葉だけでは
なかなか伝わらないかも
しれませんねぇ....
とりあえず、実際の
内観の中身はというと
<一日のタイムスケジュール>
05:00 起床♪
~ 掃除
05:30
~ 内観その1@2畳間
07:30
~ 朝食@2畳間
08:30
~ 内観その2@2畳間
10:30
~ 内観その3@2畳間
12:30
~ 昼食@2畳間
13:30
~ 内観その4@2畳間
15:00
~ 野外研修@お庭
16:00
~ 内観その5@2畳間
18:00
~ 入浴タイム@温泉大浴場
18:30
~ 内観その6@2畳間
20:30
~ 就寝準備@2畳間
21:00 消灯@2畳間
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けっこう適当かもしれませんが
大枠外してないと思うので
こんな感じが一日の
スケジュールとなります。
みなさま、じっくり読みましたか?
朝5時起きですよ?
夜9時寝ですよ?
ずっと2畳間ですよ?
これを
1週間ずっと
連続して毎日行います(笑)
人によっては
本当に地獄かもしれません。。。
発狂しそうになって
2日目、3日目に
途中棄権してしまう人も
まあまあいるそうです(汗)
まず、内観を行う時間が
一日に6回ぐらいあり、
合間合間に
食事や、お風呂、
野外研修は
だいたいお庭の掃除で
それ以外はすべて
自分を見つめ直すために
考えごとをしつづける
の繰り返しとなります。
ただ、内観研修所の食事は
恐ろしいぐらいに
おいしいことで有名で
専属の料理人さんを
雇っているそうで
毎食毎食、献立が豊かで
味もむちゃくちゃうまいです。
魚料理、肉料理、
煮物、カレーなどなど
本当にこれに
助けられたなーと
心から思えるぐらいの
うまさです!
それに加えて、
夕方与えられる
唯一の開放的な時間。
そう、入浴タイム。
箱根だけに
この研修所の浴場は
天然温泉がひかれている
源泉垂れ流しの
大浴場となってまして、
窓ガラスの向こうには
ちょこっと雪がかった
山々が見渡せるほどの眺望です。
ただ
内観研修中は
「人と会話を
一切してはいけない」
という厳格な
ルールがあるので
この大浴場を
一人一人が交代しながら
一人で入ることになります。
まあこれはこれで
やりたい放題で
いいんですけどね。。。
この食事と入浴タイムには
本当に救われました。
では肝心の内観タイムでは
何をやるのかを
実際に説明しましょう。
といっても、本当に考え事を
するだけなので
実はやってることは
いたってシンプルなんです。
まず、一回というか
1タームの内観タイムは
1時間半から2時間程度です。
その区切りの時間ごとに
内観講師がやってきて
いくつかを質問をして
また内観タイムに入ります。
1タームの内観ごとに
考える"時期"を
変えていくのですが、
主に以下の時期について
振り返って考えてみることになります。
・幼少期の頃のこと
・小学校の頃のこと
・中学校の頃のこと
・高校生の頃のこと
・大学生の頃のこと
・社会人の頃のこと
そして、誰について
振り返るのかを選定します。
・母親について
・父親について
・兄弟について
・配偶者について
・恋人について
・友達について
etc
つまり、
第1ターム:幼少期の頃、母親について
第2ターム:小学生の頃、母親について
第3ターム:中学生の頃、母親について
・・・・
第6ターム:社会人の頃、母親について
第7ターム:幼少期の頃、父親について
第8ターム:小学生の頃、父親について
第9ターム:中学生の頃、父親について
・・・・
という感じで
どんどんどんどん
繰り返していくんです。
また、時期と対象を
しぼった上で
どのタームにも
共通して考えなければいけないこと
というのがあります。
これが、かなり内観の
「ミソ」となってくるのですが、
それは、
・していただいたこと
・して返したこと
・迷惑をかけたこと
これを調べていく
(内観ではこの行為を「調べる」といいます)
これが、
内観というものになります。
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<第1ターム>
幼少期の頃、母親について
していただいたことは何だろう?
して返したことは何だろう?
迷惑をかけたことは何だろう?
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これを1時間半~2時間の間
考え、調べ続けるわけです。
そして、各タームの区切りに
ちゃんと対象の3つの質問について
自分の中で、調べることが
ちゃんと行われているか
確認する意味も込めて
内観講師が、
各自のところまで
さささーっと、やってきて
これは何度も聞いたので
いまでも印象に残っているセリフですが、
「この時間、いつの頃のことを
調べてましたか?」
という質問をし、
その後に
「していただいたことは何でしたか?」
「してあげたことは何でしたか?」
「迷惑をかけたことは何でしたか?」
という質問をされるので
それに一つ一つ順番に
答えていくことになります。
これに各タームごとに
答えなければいけないという
プレッシャーのおかげで
みんなその時間、
調べることができます(笑)
最初のうちは
なんだかこんな調べるという行為に
慣れていないからか
多くの人は、
本当に調べることが
できるようになるのは
平均すると4日目以降だそうですが、
僕は、幸い、セドナメソッドをはじめ
いろんな心理療法を
やっていたおかげか、
すぐにコツがつかめ
内観の世界に
入り込むことができました。
しかし、まさか
2日目から、すでに
涙がボロボロと
止まらない状況に陥ろうとは
さすがの僕も思っていませんでした。
何がそこまで僕を
号泣させるようになったのか?
長くなったので
続きは次回!
おそらく、最終回です(笑)
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